大分宇佐八幡宮参拝記
報告日:2002年9月11日(水) 報告者:あにまりあ
1.体験の概要
2002年9月7日深夜から同8日にかけて自称あにまりあは夜行寝台特急「富士」に乗って大分県宇佐市内の宇佐八幡宮にお参りした。
2.体験の意義
夏に寝込んで以来、一人ではろくに外出できなかった氏が一人旅、しかも西へは最遠である九州地方に行くことで社会復帰への自信を取り戻す事に本件の意義がある。
3.体験の考察
JR大阪駅23時55分発の寝台特急富士。一番最初に知ったブルートレインでロビーカーや寝台も拝め、存分に楽しんだ。
熱海から乗って別府まで行くという見知らぬおじさんと話しが出来たのは良かった。
同じ夜行寝台列車ファンとして種の保存の話とかをしていた。
こうして見ず知らずの人と話が出来るのは良い事だと思う。
結局、眠ったのは電車が上郡を通過した1時20分過ぎであった。
睡眠薬のおかげか朝に厚狭(あさ)駅のアナウンスで起こされるまで5時間ほど眠れた。
後日、始発の新幹線に乗ると大分着が1時間ほどしか変わらないことを知った。
料金だけを考えたらそちらも良かったかもしれない。
宇佐八幡宮はJR宇佐駅から車で10分ほどであるがバスが1時間に1本しかなく、交通アクセスはお世辞にも良いとは言えなかった。駅前にタクシーはあったが宇佐駅についたのが朝8時40分のせいで始発バスまで1時間もあって結局歩いた。
宇佐市内ははっきり言って田舎であった。田んぼが青々と茂っていて後方には山が広がり美しい風景を堪能できたが。しかし途中で気分が悪くなりバスに乗る羽目になった。
宇佐八幡宮に参ったあと、時間を潰すのに苦労した。境内にベンチの1つは欲しかった。
境内は非常によく整備されていて植物、昆虫もあまり多くなかった。
ただ、アリ相は少し変わっていてハリアリといわれる仲間が多かった。多分大阪より若干西南にあるからだと思われる。
境内で蛇の抜け殻があったので持ち帰ろうかと思ったがあまりに生々しいのでやめにした。
境内に入る前の道際には土産物屋が軒を連ね、賑わっていた。
観光バスが時々来て、そのたび境内が込んだが一時的なものであった。
帰路はJR特急「ソニック」と新幹線で帰った。
「ソニック」のような奇抜なデザインの電車がフィルムが一杯になって撮影できなかったことが若干心残りであった。
小倉からの新幹線「ひかりレールスター」の自由席はほぼ満員だったが何とか座れたのは良かった。2時間半も立ちっぱなしだと倒れていたかもしれない。