あにまりあの徒然日記S.S(2007・5月)
5月1日(火) 「今、キミのためにできること」

私は、よく考える。
好きになった「あの人」のために私は何ができるだろうか、と。
そうして最近悟った。
私がすることもできることも何もないことを。
「あの人」にとって私など取るに足りない存在だったのだろう。
「あの人」の笑顔はきっとほかの物もしくは人に向いていたのであって少なくとも私にではない。
それを悟ったとき、とんでもなく悔しいような恨みがましいような気にもなったが、今は何もない。
まぁ、何もないといえば嘘になるか。
私は彼女が幸せでいつもその私が惚れた笑顔を絶やさないように、と祈ることにした。
それが多分、「今、キミのためにできること」。
5月2日(水) 「眠れる」

最近、目覚めがすごく良い。
この前までは何時間寝ても睡眠不足感がしていたのだが、朝起きたらよく寝たという感じがする。
しかも嬉しいことにそれが8時間睡眠でなくとも、だ。
朝起きたときの爽快感は久々に味わう。
なんだかそれだけで一日得したような気分になってしまうのだ。
5月3日(木) 「消えたシソ」

我が家の横には土の小道があるのだが、去年まで道の脇にはシソがたくさん生えていた。
我が家の夏の昼の食卓はよく素麺になるのだが、その薬味として自給自足できるほどだった。
昨年末、普通に枯れて種子もたくさん落としたと思うのだが、今年は一つも生えてこない。
このシソ、この小道にずっと住み着いているオンブバッタの貴重な食料源になっていて、オンブバッタへの影響も心配される。
しかし、コオロギといいシソといい、一体何が変わったんだろうか・・
5月4日(金) 「おばあさんの梅干」

今日は家族と去年に引き続いて室生寺と長谷寺に行ってきた。室生寺では石楠花が、長谷寺では牡丹が満開でとても美しかった。
さて、室生寺の門前町で去年、おばあさんが一人で自家製の梅干を売っていた。
その梅干をためしにと一袋購入したのだが、とんでもなく酸っぱい。要するに今の減塩志向ぞおかまいなく、正規の古くからの製法で作られた梅干のようだった。
私の家族はこれがとても気に入って今年もそのおばあさんの梅干を買いに行った。
するとおばあさんがいるはずの店と店の空間に誰もいない。
隣の店のオバさんに聞いてみたら足を悪くして店を出していないという。
残念な結果だった。
長谷寺の門前町で「自家製」と銘打った梅干を購入したが干すのが甘いのか、塩加減が甘いのか、あのおばあさんの梅干ほどの強烈な酸味はなかった。まぁ、美味しいのだが。
少し残念だった。
5月5日(土) 「疲れやすくなった・・?」

私は最近疲れやすくなったのではないかと思う。
3日の日は枚岡に、4日は長谷寺と室生寺に行って、その割に睡眠時間が8時間きっちり取らなかった。
そうしたら、今日猛烈な疲労感に襲われた。
まぁ、それでもなんばパークスには行って来たのだが。
数日前に8時間寝なくても爽快だと書いたがやはり8時間寝ないと疲労がたまるようだ。
大学のときはコンビニの夜勤後、30分だけ寝て学校に行って夜9時頃まで展示会の前なんかは準備をしたりしていたのだがやはりよる年波には勝てないということなのだろうか・・?
5月6日(日) 「不安と過ごす日々」

私は診断書的には「鬱状態」である。「鬱病」ではないので、病気かというと正直微妙なところに位置するらしい。
しかし、私が死をタブーとしないというのは精神健康的に大いに負の影響を与えている。
私の病の原因は大体わかってきた。
それは「不安を止められない」ということだろうか。
不安があるとあれこれ考えて無限増殖させてしまい、精神力を使い果たしてしまう。
いつからこういう風になってしまったのか、それすら覚えていない。しかし大学時代はこれほどひどくはなかったことから、大学院時代にそういう機構が成立したのかな?と思ったりする。
だから私にはあれこれ考える暇を与えず次々と何かさせていたほうが精神的には安定しているのかもしれない。
しかし、心って本当にわからない。私自身の心さえ把握していないのだから他人のなんてどうなんだろう?と思ってしまう。
いかんいかん、私は今不安の増殖サイクルに落ち込んでいる様だ。
5月7日(月) 「不調」

精神の不調がやってきた。今日は本気で死ぬことを考えた。
プランはできているので後は実行というカードを切るだけなのだが、中々切りきれない。
そう、近しい人の悲しみと無念を思うと切れないのだ。
しかし、私自身は「十分生きた」と思っていて今の生を「つけたし」だとか「引き伸ばし」だとかいう風にしか評価していない。
まぁ、2001年に初めて自殺未遂をして以来私はずっと無駄に生きているのではないか?という疑念が頭から離れない。
アリ仲間ができたのは大きかった。このおかげでわたしの「付け足しの生」にも意義というか意味があったと思える。
私は精神が不調になって以来、すごくいやな人間になったような気がしてそれがさらに自分を死へと駆り立てる。
私は無神論者だがこうやって幾度の自殺未遂にもめげずに生きているのは何かの「死ぬな」という意思を感じていないわけでもない。
神というものがいるのなら、不公平だと私は思う。
生きたいと思うものには死に至る病に罹らせ、死にたいと思うものには体の健康を与える。
なんだかなぁと思う。
5月8日(火) 「半袖着用」

急に暑くなった。朝、最初は長袖を着ていたがとても暑かったので今年初めて半袖着用となった。
しかし、夜になっても半袖でも一向に寒くない。
ついこの前までハロゲンヒーターをつけていたのが信じられないくらいだ。
5月9日(水) 「あにまりあの書評(7)「自殺願望ーどうすれば「抑止力」になるのか」」

久々のこの企画。今回はこの本。ロブ@大月著。2004年8月、彩流社。
自殺願望者を5年にわたって取材し、当事者がどのような知識を必要とするか、周囲の人間が当事者に対しできることは何かを追求したと「前書き」にある。
いろんな事例があるが精神科医、カウンセラーへの批判は中々的を得ていたと思う。
タイトルにもあるが「何故、自殺したいか本人にもわからない」という項目、私にはそのまま当てはまる。
ちなみに私の通っている医者が氏の進める5か条のうち4か条を満たしていたというのは素直に今行っている医師でよかったと思った。
ロブ氏は精神の専門家ではないそうだが、その言辞は結構重い。精神科医やカウンセラーにも読んでもらいたい一冊だと思った。
5月10日(木) 「あにまりあの書評(8)「マーフィー 思い込みをすてなさい!−それがあなたの邪魔をするー」」

連荘のこの企画。J・マーフィー著。玉木薫訳。1998年、三笠書房。
この「マーフィー」という名前、ずいぶん前に流行った記憶があって私はそのときマーフィー氏が何物か全然知らなかったのでマーフィーという名前のニュアンスから何かの物語だと思っていた。
この本は故・マーフィー博士が色々な事情を抱えたクライアントに与えたアドバイスの話が出てきているが、エッセンスは大体「心には無限のエネルギーがあり、強く信じることでそれは現実となる」というところだろう。
しかも面白いと思ったところは、「負のイメージほど現実化しやすい」というくだり。
なるほどなぁと思った。
氏のアドバイスは結構宗教的で長いのであるが最後にその要約が箇条書きに書かれていたので助かった。この最後の要約集だけでも読む価値はあると思う。
しかし調べてみたら「マーフィー」シリーズってたくさんあるんですね・・
図書館で偶然見つけたのだが、これも奇妙な縁だと思う。
5月11日(金) 「乾燥」

一昨日、虫義さんと山を歩いてきたら喉が変だ。
なんというか乾燥したような痛み、というか、いがらっぽいところまでは行かないのだが、その前段階という感じ。
部屋に濡れタオルを入れてみてその日は床についたが、翌朝おきてタオルを見てびっくり。
からからだったのだ。
私の部屋は冬、乾燥するのは知っていたがこの時期でも結構乾燥することを知った。
しかし、昨日は一転雨降りの寒い日。石膏が結露したりした。
こういう温度差は結構堪えるなぁ。
5月12日(土) 「傷跡」

3月26日に自転車で転倒したと書いた。かなりの速度で走っているときに(ひょっとしたら時速15キロは出ていたかも)チェーンが外れて転倒、右のひざを思いっきりすりむいた。
ズボンは擦り切れてお釈迦になるし、トホホ・・な事件だった。
さて、その傷跡が未だにある。赤黒い形で皮膚に刻み込まれている。
深い傷ではなかったので後々まで残ることはないのだが、それでもあの事故の激しさを思い知る。
高々時速10キロちょっとでこんな怪我なのだから自動車事故なんてすごいんだろうなぁと思ってしまう。
5月13日(日) 「Vistaにしてみて」

OSをVistaにして3ヶ月がたった。
しかし、XPのときにデジカメをUSBで取り込めるのに感動したような大きな感動は今のところ、ない。
ただ視覚的要素が美しくなっただけでこれならXPでもよかったのでは・・?と思ってしまう。
まぁ、単純にVistaを使いこなしていないといわれたらそれまでのような感じもするのだが、少々拍子抜けしている昨今だ。
5月14日(月) 「toto」 

不振が伝えられるサッカーくじ。
その賞金が膨れ上がっているそうな。当たる人がいないから。
そこで、それを知った人々が殺到、システムダウンという事態になったというニュースを見た。
私はサッカーはしないしわからないのだが、どうもコンピューターが勝手に番号を選んでくれるとか。
それならやってみようかな、と思ったが、その後聞いた当選確率は1/480万だそうだ・・
5月15日(火) 「消えた」

実は、昨日、眠るときに徒然日記のネタが3つほど思いついた。
しかし、記録しておかなかったら実にあっさりと忘れてしまった。
一体何を書こうとしたのか、その解決の糸口すら忘れているという現状。
やっぱり思いついたときにメモなりしておかないとだめだなぁ。
5月16日(水) 「飲みすぎた」

といってもお酒ではない。頓服薬。
昨夜、寝ようと思っていたらふいに強烈な悲しみがやってきた。
まぁ、私がパンドラボックスとしている大学時代のアルバムを不用意に開けて眺めてしまったからなのだが。
私の悲しみや不安は来たら薬で強制的に眠らせて考えを絶つのが手っ取り早い。
昨日もそうした。一日6錠までなら飲める頓服薬を4錠、ほとんど立て続けに飲んでみた。
するとあっという間に意識がなくなって翌朝までよく眠れた。
しかし・・残ってる。考えはまとまらないし、変な眠気はくるし・・
今もなんだか調子が変だ。薬って・・
5月17日(木) 「週間天気予報」

アリネタで恐縮だが、この時期はクロオオアリ、ムネアカオオアリという日本最大のアリが結婚飛行をする。この2種の結婚飛行は結構シビアな気象条件で行われるので毎日天気予報から目が離せない。
さて、そうして週間天気予報を見て最近気がついたことがある。
1週間先まで週間天気予報は予報してくれるのだが、割とよく修正されているのだ。天気の崩れや回復が前倒しになったり遅れたりとか。
気温にいたっては大まかな概要は知れるが前日になってもまだ修正される場合があって(1℃や2℃だが)天気予報って難しいんだなぁと思う。
5月18日(金) 「約20メガの乖離」

私のホームページの全ファイルはデスクトップ上では現段階で46メガほどである。
しかし、サーバーにアクセスして使用量を見たら67メガほど。
この20メガは一体どこから生じているんだろうか?
一つの心当たりとしてアリの観察日記の写真がある。
ディスクサイズだと100キロバイトも行っていないのだが、これがどうもサーバーに行くと何らかの理由で大きなファイルになってるんじゃないか?という疑念を持っている。
そんなわけで私はまだ使用できる量の5分の1ほどしか使っていないのだが、写真というものを節約しているのだ。
コンピューターに詳しい方でこの20メガの乖離がどこから来ているのか、心当たりのある方は教えていただきたい。
5月19日(土) 「コダワリ」

私には変なコダワリがある。それは「アリの世話は風呂に入ってからしかしない」というものだ。
アリの餌替えは正直手も汚れることがあるのだが、それでもなぜか風呂上りにしかする気がしない。
まぁ、風呂上りのほうがゆったりとした時間を持てるというのが大体の理由だと思うが、われながら変なコダワリだと苦笑してしまう。
私には結構そういうほかの人から見たら「くだらない」こだわりがあるように思う。
しかしそれらを修正しようとはあまり思わない。
今のところする必要もないしね・・
5月20日(日) 「夢の世界ーDream Worldー」

最近、寝つきが浅くよく夢を見る。
その夢がこれまた面白い。
この前は卒業式直後のような雰囲気の夢で、私が出会ってきた人総出演といった感を呈するほどにぎやかな夢だった。
今日見た夢は面白かった。天使数人が神様(ハゲてコワい顔をしたおじいちゃん)の怒りに触れて天界から下界に追放される夢。
天界から下界へはマンションの階段のようになっていて天界の出口に鍵のついたドアがあって鍵を閉めちゃった、というもの。堕天された天使は困って泣いていたのが印象深い。
ちなみにその天使は全員男のような記憶がある。
こんな風に私の夢は最近ファンタジーなので、床に就くのが楽しいのだが、一方では時間をかけても眠りが浅いので疲れが残る、ということでもある。
何故眠りが浅くなるかはよくわかっていない。
5月21日(月) 「小指」

私には非常に変わった癖がある。
それは右手の小指がいつの間にか立ってしまうというもので、キーボードを叩くときやノートパソコンのマウス操作をしているとき、さらには手持ち無沙汰なときなど立ちまくる。
時々人にからかわれるので直そうと思うのだが、そう思う矢先から立っている。
要するに四六時中立ちっぱなし。
ちなみに左手はそんなことはない。右手だけの現象なのだが、いつからなのだろう・・
5月22日(火) 「眠り薬」

睡眠薬ではない。頓服として用いる抗不安薬「セディール」という薬なのだが、私はこれを一日6錠まで飲むことが出来ると医師が言っていた。
眠る前に規定量の半分以上の4錠を飲むと、すっと眠れる。
最初こそ翌日頭がぼけっとしたが何回か続けるうち、そんな症状もなくなった。
これがいいのは睡眠の質を高めるようで8時間に達していなくても十分熟眠感が得られること。
しばらくお世話になることになりそうだ。
5月23日(水) 「分厚い」

私は分厚いのが好きである。
財布然り、携帯然り。
なぜなら、落としたり忘れたらすぐ気がつくからと思っているからだ(その割りに財布はよく忘れたりしているが)
些細なことだが、拘っている。
5月24日(木) 「そろそろ・・」

日中は暑い日が多くなった。そろそろ「アレ」の出番だ。
そう、扇風機。
多分もう半月もしたら出番が来るだろう。明日は雨でそれほど気温が上がらないという。
やはり6月に入ってから9月の中旬までの3ヶ月、今年もフル稼働してくれることになるだろう。
5月25日(金) 「昨夜の出来事」

昨夜、寝ようと床に就いた。しかし、ミョーに暑い。布団を蹴ったがそうしたら妙にスースーしてとても変な気分。
寝返りを打っても何をしても中々寝付けず、寝付いたのは夜中の3時を過ぎた頃だった。
そんなわけで今日はとても眠いい一日を過ごした。
季節の変わり目は着こなしも布団の厚さも難しいものだ。
5月26日(土) 「新緑」

今はまさに新緑の季節である。
この新緑の色を見ていたら心が和む。
また、この季節は空気の匂いもとても良い。具体的に言うと植物の匂い、土の匂い、雨の匂いがするのだ。
しかしもう月末。この新緑も梅雨に曝されて濃緑色へと色を変えていくんだろう。
5月27日(日) 「変身×変心」

私は自分が嫌いである。何事にも自信がなくておどおどした自分、言いたいことの半分も人に言えない臆病な自分等等。
それなら手っ取り早く変えてしまえば良いという話だが、自分というものはそう簡単には変わらない。
ところが私はひょんなことから珍案をひねり出した。
私の視力は大学院のときに測ってもらった一昨年、両目とも1.5であった。
今でもそんなに衰えているとは思わない。
そんな私は伊達めがねをつけて「プチ変身」したらどうなるだろうか、と。
これは演劇でいろんな衣装や小道具を身に着けた人がその役柄になりきるというというところからヒントを得た。
新しい自分は自信に満ちて何事もずばずば言う、外交的な人になりたいと思っている。
一日中そんな役を演じたらすぐに疲れるだろうから、めがねをつけている間だけでもそうしたらどうだろうか、と。
今、結構真剣に考えている。
5月28日(月) 「喉が痛かった」

昨日、実は喉が少し変だった。いがらっぽいとまでは行かないのだが、なんだか痛む。
そこでのど飴を買ってずっと舐めていたらだいぶ回復した。
しかし、今日も午前中少し変であった。
巷では麻疹なる病気が流行していると聞く。その初期症状は風邪とよく似たものだとか。
まさか・・ね。
5月29日(火) 「ヘンな気候」

最近、急に暑くなったり肌寒くなったりで少々体が参りかけている。
もうすぐ梅雨。梅雨に入ったら入ったでまた鬱陶しい天気が続くんだろうなぁ。
まぁ、雨は足元がぬれるとか傘が面倒だという点を除けばいいのだが、気温の急変動は結構体に堪える物がある。
何とか安定してくれないものかなぁ・・
5月30日(水) 「魔の5月(2)」

一昨年の5月の最初にこのタイトルをつけたので、2がついてるわけだが、最近ようやく5月ごろ心身の調子がおかしくなる理由がわかったように思う。
気候の急な変動だ。
5月は急に暑くなったり肌寒くなったりと不安定な日々が続くことが多い。
それで私の体がおかしくなっているのではないだろうか・・・?と考えた。
しかしその理屈だと去年の5月は例年より健やかだったことがよくわからないのだが・・
5月31日(木) 「肌寒い」

5月も終わりなのに寒気が入ったとかで肌寒い。
特に朝方は半そででは寒いくらいだ。
そんなときは冬の毛布を着用して寝ている。
しかし、最近眠れない。夜も2,3時間おきに目が覚めてしまう。
薬を飲んでるんだけどなぁ・・

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