6月15日 奈良市内でクロヤマアリの女王を採集。土の入った入れ物に収容。
6月18日 入れ物になれたのか、やっと巣を掘り始めた。
6月19日 巣が完成。卵を1個うんでいた。
6月20日 卵が5個に増えていた。
6月21日 卵が10個になった。
6月22日 卵は15個にまで増えた。
6月23日 陰で見えにくかったが卵は多分17,8個あった。
6月25日 女王が卵を食べたのか数え間違いかわからないが、卵が14個に減った。
6月26日 卵のうち、2個が孵化した。
6月27日 幼虫は4匹になっていた。
6月29日 卵が2つになり、あとの8匹は幼虫になった。
7月1日 幼虫のうち1匹が蛹化。
7月2日 蛹は2つに増えた。
7月3日 蛹が4つになった。
7月4日 蛹6個あった。
7月5日 蛹は7つになった。
7月6日 蛹は8つに増えた。
7月7日 幼虫全部蛹になり、蛹は9つ。
7月12日 女王がまた卵を産み始め、卵が4つあった。
7月13日 卵は9つに増えていた。
7月14日 蛹から働きありが羽化。女王の半分ほどの大きさしかない。
7月15日 2匹目の働きアリが羽化。
7月16日 4匹にまで働きアリが増えた。
7月17日 6匹目の働きアリが羽化。
7月19日 9匹すべての繭から働きアリが羽化。部屋の下に細い回廊を掘り始める。
7月20日 部屋の下にもう一つ小さな部屋を作っていた。
7月28日 卵は15個ほどあった。
8月6日 餌としてキンバエを与えると、群がって巣に押し込んだ。
8月8日 いつもやってた砂糖の代わりに蜂蜜をやってみると、巣内で2匹がうろうろしてたが、後は出
てきて蜂蜜に群がる。卵が働きあり1匹ですべて持ち運ぶのが困難なほど増えていた。
8月15日 幼虫4,5匹確認。
8月29日 卵約15個、幼虫9匹、蛹が3つあった。キンバエとクロナガアリ女王の死骸を同時に与えると
キンバエより女王の死骸に群がった。
9月7日 幼虫が卵を食べるのを観察。
9月24日 幼虫合計8匹、繭は1個あったが卵がなくなっていた。
9月28日 4日前の数え間違いだろうが、繭13個、幼虫4匹いた。
10月1日 繭13個、幼虫2匹、働きアリが1匹羽化した。
10月3日 働きアリが2匹羽化。繭14個。幼虫、卵はなし。現時点で働きあり16匹。
10月4日 肉系の餌やるのサボっていたせいだろうが、飼っていたカマキリが食べ残したミールワーム
の死骸を与えるとむしゃぶりついた。
10月6日 働きあり1匹羽化。繭の残り13個。
10月12日 働きアリがまた1匹羽化。
10月15日 働きあり1匹羽化するも別の働きアリが死ぬ。仲間がそれをつついていた。
10月16日 働きあり1匹羽化。
10月18日 働きアリ1匹羽化。
10月22日 働きあり1匹羽化。この時点で働きアリは18匹。
10月24日 働きアリ1匹羽化。
11月1日 働きアリ1匹羽化。繭残り2つ。
11月19日 管理面の問題からアリを土の入れ物から石膏を敷いたシャーレの入れたタッパー容器に引
越し。
11月22日 アリを識別するために腹部に色をつけた。
12月30日 この年は働きアリ20匹いた。
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クロヤマアリの観察日記(1996年度)