2022年8月の観察日記

8月8日 間が空いてしまった。
身辺で少々忙しいことがあって、こちらに回す時間が極めて少なくなっていた。
カメラの設定がうまく行かなかったりで思うような写真が撮れなかったりとそれなりにテンションダウンなこともあったりした。
この辺りは現在どうしようか考え中。
今の所、アリたちは元気である。
取りあえず、生存宣言と言う意味で書いてみた次第である。
8月9日 今年採集したアメイロアリにした。

アメイロケアリもそうだが、女王が黒っぽく働きアリが黄色い種は見ていて面白い。 
8月10日 ルリアリの卵にして見た。

今年、ルリアリはとても増えた。
正直、ルリアリは今までうまく行かなかったのでダメもとで飼育した感じだったがここまでうまく行くとは思わなかった。 
8月11日  今年もキイロシリアゲアリコロニーでオスアリが羽化した。

これを見ると、今年も夏が終わりかけているなぁと思う。
8月12日  7月に採集したケアリコロニーでは繭が誕生している。

恒温機に入れているので、常温飼育より少し成長が遅い。
8月13日  餌用コオロギだが、最近孵化したものが成長している。
ようやく餌用として与えることが出来るようになった。
しかし、コオロギってこんなに成長が遅いのだろうか。
もっと早いかと思っていたが、5月頃に購入をやめてその最後の子たちがまだ幼虫だ。
実際、野外でもコオロギは一般に春に孵化して夏の終わりころに羽化するのに・・・・
取りあえず、シーズンも終わりに近づいてきたがアリたちのおやつ程度の数は確保できた。
掲示板等でアドバイス頂いた方々、ありがとうございました。
8月14日  私の職場の近くで5月10日に採集したヤマトシロアリ。
正直、今まであまりうまく行かなかったので期待しておらずティッシュを入れて水分補給だけでほぼ放置していた。
よく見たら・・・

おや?働きアリがいるではないか。

卵と幼虫も一緒に写した。
ティッシュでも上手く行くんですね。 
8月15日 キイロシリアゲアリが脱走した事案が発生した。
恒温機を開けると、キイロシリアゲアリがちょこちょこと。
恐らくチューブの劣化かと思い交換したがチューブを見ても穴が無い。
要するに現段階では脱走経路が不明。
今までにもこのパターンは何度かあり、今まで普通に問題なく飼育できていたアリがある時突然に脱走経路を作るのか見つけるかして脱走してしまう。
最初から脱走なら分かるが長い時間経過した後にこれがあって、その上で脱走経路を突き止めきれないと言うのは何とも言えない感じになる。
キイロシリアゲアリに関しては、様子を見て脱走箇所を押さえたい。
小さな種はこれがあるんだなぁ・・・ 
8月16日 昨日の続き。
キイロシリアゲアリの脱走は落ち着いた。
しかし、結局脱走した箇所が特定できなかった。
考えられるのは巣部屋をつなぐチューブが変に曲がって微妙な隙間ができたのではないかと言う結論に至った。
これからもこれが起これば容器の交換も考えなくてはならないが、当面は様子見かな・・・ 
8月27日 アメイロアリに再挑戦。

女王と働きアリ。
今年の夏は上手く乗り切れた。 
8月28日 7月に採集したクサアリモドキ(ヒラアシクサアリ)。

女王の腹部。大分大きくなっている、

卵塊。
まだ孵化はしない。
例年のパターンだと、働きアリは来年羽化予定。
8月29日 7月9日に採集したアシナガアリの新女王が働きアリを羽化させた。

最初の働きアリは本当にか細い感じがする。 
8月30日 7月に職場で採集したケアリ。

働きアリが羽化した。

幼虫を写したら不思議な色に写った。 
8月31日 ルリアリを写した。

うーん、ぶれてしまった・・・・ 

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