2022年6月の観察日記

6月1日 4月末に採集したヨツボシオオアリの女王。

コロニー構成員のすべて。
この女王は幼虫を一気に育てた。
ヨツボシオオアリの女王は今まで苦労したが、この女王は「当たり」なのかもしれない。
6月2日 昨年秋に採集したトフシアリコロニーで働きアリが羽化した。

小さい。
パット見た目は黄色い小さな何かが動いているようにしか見えない・・・
6月3日  午後に大阪城に出かけた。
しかし、寄生バチは全く見当たらなかった。
ただ、収穫が無いかと言うとそうでもない。

クロヤマアリの有翅メス。1匹だけ見つけた。
羽根を落とすかどうか・・・
6月4日  淀川から大阪城に出かけた。
しかし、全く駄目だった。
淀川河川敷でいつ飛んだか分からないトビイロシワアリの脱翅メスの死骸が1つあっただけ。
他は全く見せ場なし。
クロヤマアリの寄生バチを見つけようとクロヤマアリを集めたが、ダメ。
トボトボと帰路に就いた・・・
6月5日  今日も、クロヤマアリの寄生バチの観察に出かけた。
今日は、ハチが来ていて7匹ほど産卵されたクロヤマアリを採集した。
来ていたハチは2匹だったが1匹は途中でクロヤマアリに捕まってしまった。
このハチを見ているとたまにそういう個体を見かける。
シーズン後半にハチが少なくなるのは寿命以外にこう言った事故にあう個体もいるのではないだろうか。 
6月6日 昨晩、我が家に珍客がやって来た。

1枚目。

2枚目。
オオハリアリのオスではないだろうか。
このアリ、雨の日にも飛んでいることが何度かあった。
オオハリアリは我が家の近所でも普通に見かけるが、巣口は見たことが無い。
どういう風に飛び立つのだろうか。 
6月7日 4月に採集したクロナガアリコロニー。

蛹が見られる。
画像下に育った幼虫の頭部もみられるように、順調。
1か月以内に働きアリが羽化しそうだ。 
6月8日 昨日、職場でクロヤマアリを見つけたので採集した。

いわゆる「大型」女王である。
このタイプの女王は子育てがすんなりいくことが多いがこの子はどうだろうか・・・

卵も産んでいる。突然死さえなければ来月には働きアリが羽化していそうだ。 
6月9日 ルリアリ。

餌に群がっている。このゼリーは翌日には食べつくされている。

コロニーの一部。わしわしと増えている。

女王。
今年の春に採集したが、今までになく順調。
6月10日  ヨツボシオオアリの羽化して間もない大型働きアリの頭部。

全体にピントが合いませんでした・・・
6月11日  昨年採集のクロヤマアリ。

女王は元気。
働きアリは少しずつ増えている。
6月12日  先月採集したアメイロアリの女王。

卵を産んでいる。
小さな女王だ。
この種も蒸れに弱いから気を遣う。
6月13日 クロオオアリも順調だ。

繭を写した。
卵も幼虫もある。
女王も元気だが、最近居住スペースの蓋の汚れがあってなかなかクリアな写真が撮れないのが悩みの種・・・・
6月14日 トフシアリの様子。

ここまで増えてきた。
幼虫の体内も色が入っていて安定感が出てきた。
6月15日  4月に採集したクロナガアリ。

蛹も色が濃くなってきた。
もうすぐ羽化しそうだ。 
6月16日 3日に採集したクロヤマアリだが、羽を落とさないまま死んでしまった。
巣口の近くで捕まえたので、これから飛び立つ個体だったのだろう。
巣口近くにいる羽アリでも、採集した後に羽を落とすパターンもあるので採集したが、今回はダメだったようだ。
合掌。 
6月17日  アメイロケアリが羽化しない。
ゴミ捨て場を見るとアメイロケアリの蛹?羽化したてで食べられた?
黄色いアリの死骸のようなものが見かけられる。
給餌はきちんとしているはずなのだが、何だか気持ち悪い症状だ・・・ 
6月18日 夜、部屋に珍客が現れた。

最初は羽根が付いていたので蛾か、クサカゲロウのようなものだと思ったが捕まえてびっくり。
大きなシロアリなのだ。
イエシロアリかアメリカカンザイシロアリのどちらだろうと思い、調べるとアメリカカンザイシロアリの方が体の色が黒っぽい。
画像検索しても、イエシロアリに似ている。時期も6月と書いてある。
イエシロアリ・・なのだろうか。
家の周囲を探したが、これ1匹だけだった。
こんな大きなシロアリを見たのは初めてで驚いた。もう1匹いれば・・・・
6月19日 今日も私の部屋で午後8時過ぎにイエシロアリの羽アリが1匹、飛んでいた。
捕獲して昨日採集したものを見たが、ペアが出来ないと思いタッパーに入れただけだったので瀕死になってしまっていた。
今日は湿らせたタッパーに入れた。
タッパーに入れてすぐに羽を落とした。
それにしても、毎日決まった時間に1匹ずつ。
家の周囲を見ても飛んでいる形跡は全くない。
?どこから飛んで来たんだろう。
せめて明日もう1匹飛んだら・・・
ま、あくまでスペア的な位置づけで・・・ 
6月20日 4月に採集したクロナガアリコロニーでは働きアリが羽化した。

まだ、数匹だがとりあえず一安心。 
6月21日  4月に採集したヨツボシオオアリも働きアリが羽化した。

今まで、ヨツボシオオアリは働きアリが羽化するまで癖がある気がしていたがこの女王は子育て上手なのか、非常にあっさりと働きアリを育て上げた。
個体差なのだろうか?
6月22日 イエシロアリは全然見かけない。
今から思うと、あの2匹の羽アリはどこから来たのだろうか。
1匹採集した時、まさか後続があるとは思わずろくに飼育管理せずに餌要因にしてしまったのが悔やまれた。
今でも飛んでいるのだろうか。
ヤマトシロアリに比べて被害が大きそうな種なので(シロアリに関してはそれほど詳しくないのであくまで見た目だが)飼育には若干抵抗もあるが・・・・ 
6月23日  トフシアリの女王と働きアリの体格差が良く分かる画像を上げてみる。

黒いのは女王。物陰に隠れているだけで死んでばらされた訳ではない。
こうやって見ると、体格差が大きいですね。 
6月24日 暑くなる予報が出たので、今年初めて恒温機を稼働させた。
毎年、これを書くと夏が来たなぁと思う。
購入して大分時間が経過するが、故障することもなく機嫌よく動いてくれて大変助かっている。 
6月25日  5月に採集したアメイロアリ。
働きアリが羽化した。

トフシアリほどではないが、小さなアリだ。 
6月26日  5月28日に大阪城で採集した寄生バチに寄生されたクロヤマアリが死んだので解剖してみたら、1匹の腹部に前蛹がいた。

微動だにしないが、干からびた感じもしなかったので生きていたのだろう。
腹部から脱出せずに腹部に留まっているが果たしてこれはどうなのだろうか。
昨年、アリから脱出した繭を1匹見たが・・・?
6月27日 アリの肉餌には最近ミールワームオンリーになった。
コオロギを一時期与えたが、おやつ程度の認識で最近は与えてない。
コオロギは食べてくれるのだが維持管理が・・・・
6月28日  アメイロケアリがまさかの不調気味。
繭は出来るのだが羽化しない。
餌場に働きアリの死骸があるのだがどの段階で死んだのかが分からない。
羽化したてで食われてしまったのか、蛹の段階で食われたのかが分からない。
卵と幼虫はあるが、それ以降が今一つ。
何故だろう?肉餌が足りないのだろうか・・・ 
6月29日  クロオオアリの繭殻が2つの巣部屋のうち1つの片隅に少し溜まっている。
これを掃除してくれたらもう少し居住スペースも増えるのに・・・と思う。
かびたりしていないので、何かのきっかけで排出してくれそうな気がするので餌場に排出してくれそうな環境をどう作るか悩み中だ。 
6月30日  暑いので恒温機をつける。
恒温機内は冷えるが、コナダニが発生しやすくなる問題がある。
恒温機内の湿度が高くなってくるので仕方がないのだがこれ、何とかならないか毎年悩む。
こまめに交換するしかないのかなぁ。 

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