2021年10月の観察日記

10月5日 7月に採集したケアリの女王のうち、1匹の腹部が大きくなった。

腹部が大きいが産卵数や働きアリの数はそれほど多くない。
腹部の大きさと産卵数は比例しない気がする。
10月17日 兵庫県立人と自然の博物館で行われたヒアリの講座を受講してきた。
受講者は私を入れて3人!だった。
詳細は省くが(と言うか、書けない)今の現状を教えて貰った。
コロナの陰であまり報道されていないが、正直瀬戸際だと言う事は分かった。
講座の後、ヒアリの生態に関して幾つか質問をしたが丁寧に答えて頂いた。
それにしても・・・これは厄介なアリだ・・・と思った。 
10月20日 アメイロケアリの幼虫を写してみた。

小さな幼虫。体内に色が入っている。
夏の頃に比べて、ミールワームもがっつかなくなってきているが、それでも食べてくれているんだと感じる。

もう1枚。ケアリの働きアリをメインにした。
まだ、幼虫が小さいことがお分かりいただけると思う。
10月25日 寒くなってアリたちの活性も下がってきた。
ただ、個体数の多いハヤシクロヤマアリだけは少し別。

ゼリーを与えると集まる。
成虫以外の個体はいなくなった。
冬の間に体内に栄養を溜めさせて乾燥に気を付ける作戦で行く。
他のアリは肉餌を少しは与える必要があるが、クロヤマアリはこれで行けるはずだ。
俯瞰して写したら、いつもと違った色味の写真が出来た。

戻る