2019年4月の観察日記
4月1日 | 寒い日であった。 そのためにアリたちの活性も低く、あまり見栄えがしない。 これが過ぎれば暖かくなる予報なので、寒気が抜けるまで変化が無いのかなぁと思ったりもする。 |
4月2日 | アメイロケアリにコオロギを与えると集まってきた。 巣内に運び込み場合と、餌場でエキス?を吸って餌場でコオロギが干からびる場合の2通りがある。 女王はまだ産卵していない。 |
4月3日 | クロヤマアリコロニーでまた1つ産卵を確認した。 これで産卵を確認していないのは、昨年生駒で採集したハヤシクロヤマアリだけになった。 このコロニーが産卵開始してくれれば本格的な春到来と言える。 しかし、ここ数日寒いのに産卵を始めた現状。 どういうメカニズムなんだろう。 |
4月4日 | アリたちの動きに特に変わり映えはない。 クロヤマアリ、ヤマヨツボシオオアリ以降の産卵開始はまだ見られない。 ここ数日、寒い日が続いたのも影響しているのかも。 寒さのためか、産卵しているクロヤマアリもコオロギの食いにムラがある。 食べる日もあれば完全放置の日もある。 お腹がいっぱいなのか、それとも・・ 様子見だ。 |
4月5日 | オオアリ系はヤマヨツボシオオアリで産卵を確認した以外は産卵を確認していない。 まだ、今日が4月5日なので焦ることもないかな、と思う。 しかし、これで全種類が産卵を開始したら肉餌の消費は恐ろしいことになる。 5月下旬くらいまで毎年そんな感じ。 7月に入ると産卵ペースが落ちてくるものもいるのだが春先は凄い。 しかし、やりがいがある時期でもある。 |
4月6日 | アリたちに餌を与えているが、まだ産卵開始しているものが少なく取り立てて見るものが無い状況。 また、寒い日もあったので給餌頻度もまちまち。 コオロギを与えても巣内に持ち込んで数日齧っているものは新しく与えても見向きもされないことがあるので食べつくすのを見てから与える。 今のところ、コオロギを食べないものはケブカツヤオオアリくらい。 ・・・ケブカ・・難しいぞ・・・ |
4月7日 | 温度が上がったので猪名川へ。 気温が高いが湿度が低いためだろう、クロナガアリは全く見かけなかった。 そこで、枝折に変更。 ゲットしたのがこれ。 後ろの幼虫にピントが合っちゃったがルリアリだ。 女王もいる。 と言うか、タッパーに落とし込んだ時真っ先に落ちたのがこの女王。 久々のルリアリの女王に「おっ!」と声が出てしまった。 それほど大きなコロニーではなく働きアリは30ほど。 他にもう1つシベリアカタアリコロニーも1つゲットしたのだった。 |
4月8日 | ルリアリの女王を今一度撮影に挑戦した。 全体像。 腹部を拡大。 撮影はしていないが卵も数個確認できた。 |
4月9日 | 久々に、「ぐぉっ!」と声をあげたくなったのが、これ。 女王が、死んでいる。 働きアリが心配そうに小突くのは他の種でも見られる「いつもの」光景。 このコロニーは、2012年夏に石を捲った時に女王がいて採集したもの。 ・・・合掌。 |
4月10日 | 雨が降って肌寒い日であった。 部屋の窓を閉め切っていたので、外気温ほど部屋の温度は下がらなかったのだが餌場に入るアリたちはまばらで新しく産卵を開始したものもなく、静かな1日だった。 春先に、こういう日はあるがやっぱり動きが無いと退屈だ。 |
4月11日 | アシナガアリの女王が良い感じである。 お腹が大きい。 働きアリと幼虫。 写っていないが、卵も3、4個確認できた。 |
4月12日 | アメイロケアリはまだ産卵を開始しない。 女王の腹部が肥大化しているわけでもない。 この種は産卵を始めると一気に産む印象があるが、どうなるのやら・・。 綺麗なアリなので増えてほしいと思うけど、女王の突然死と言う問題にいつもびくびくしている。 |
4月13日 | 関西集会の日。 メンバーは私、kuroyagiさん、サマルスキーさんの3名であった。 気温が低めで、クロナガアリは厳しいかと思っていたが、結局その通りでクロナガアリは飛ばなかった。 結局、枝折り。 昨年の雨で河川状況が変わったのか、場所によってはアリが殆どいない所もあった。 満遍なく、何かいたはずなんだけど・・。 それでも、シベリアカタアリ、ヒメアリの女王がいるコロニーとウメマツオオアリのサテライトコロニーが出た。 シベリアカタアリコロニーを1つ、頂いて後はサマルスキーさんにお持ち帰り頂いた。 今年は暖冬だったので、飛行も早いと思ったが3、4月の低温で飛行が抑えられているように思えた。 それにしても、アリの殆どいない区画はテントウムシくらいしか他の昆虫を見かけなかった。 少し気がかりでもあった。 |
4月14日 | ムネアカオオアリの卵。 産卵を始めたのは1コロニーだけだが、いよいよ春が来たと思わされる。 |
4月15日 | ルリアリ。 肉食性が強いと言われている。 そう思い、コオロギを与えてみたがあまり集まらない。 食べているのかすら微妙。 産卵はしているが、心配になってきた。 餌を与えて集まらないのは心配の種だ。 |
4月16日 | クサアリモドキは最近女王を見ていない。 カートンの下にいるとは思うのだが、生存を確認できていない。 クサアリモドキは昨年夏に管理不足で大幅に数を減らしてしまい、危機的状況。 幸い、餌の食いは悪くないので持ち直してほしいのだが、女王を確認したい・・ |
4月17日 | おや? 卵だ! クロオオアリでも、産卵を確認できた。 女王。腹部はそれほど肥大化していないが、産卵してくれているということは健康なのだろう。 |
4月18日 | ぐぬぬ・・・ シベリアカタアリが少し脱走している。 猪名川で2コロニー採集したが、恐らく脱走しているのは1つと特定はしている。 なぜわかるかと言うと、巣部屋の上の空気穴にフェロモンを嗅ぎ取っているのだろう、集まっているのだ。 しかし、脱走経路が分からない。 分かればすぐに塞げるのに・・。 アリと私の根競べが始まった。 |
4月19日 | アメイロケアリを見ていると、繭があった。 蓋が僅かに結露しているので微妙な写真になったが、繭。 女王はまだ産卵していない。 |
4月20日 | クロナガ観察に出かけた。 到着して様子を見たが、羽アリが全くいない。 とぼとぼと歩いていると、アヤシゲな盛り土があったのでめくると・・ クロナガの女王が2匹潜っていた。 状況から先日の雨の後に飛んだ個体だろう。 大規模飛行ではないのか、これ以外にアヤシイ盛り土は見かけなかった。 飛んでる様子を撮影したいな・・ |
4月21日 | 今日も、クロナガの観察に出かけた。 しかし、今日は風が強めでクロナガの羽アリは全く見かけなかった。 うぬぬ・・オスアリすら見かけられていないぞ・・。 今週、中旬の雨以降に飛ぶんじゃないかと思っているが、自然の物ゆえに何とも言えない。 飛び切ってはいないと思う。 |
4月22日 | 今朝、出勤時にふと羽虫が沢山目についたので、見てみると・・ おや?これはミツバアリorヨツバアリorイツツバアリではないか! 取りあえず、種類が分からないがサンプル用に捕獲。 帰宅時には女王アリは事切れていたが、もともと飼育できる種類とは思っていないので標本を作ろうと思った。 メスアリ。脱翅したが既に死んでいた。本当に、死んでも咥えたままのアリノタカラは放していない。 オスアリ。メスアリと大きさはそう変わらない。 さて、肝心の種類だが、帰宅後にルーペで穴が開くほど眺めた。 しかし、顕微鏡が無いと顎の歯の数が分からない。 ・・・標本を作って顕微鏡購入後にデータとして記載しようと思った。 正直、顕微鏡は今まであまり必要と思わなかった。 しかし、今日、これは顕微鏡が避けて通れないものであると同時に標本作成の重要性を痛感した。 帰宅後、標本を作製した。 オス3個体とメス2個体。 体長3ミリほどのアリを三角台紙に貼り付ける仕事。 ・・・おおぅ!不器用な私には死ぬほど辛い! しかし平均台を使って何とかマウント。 後は接着剤が乾くのを待つだけ。 そして、顕微鏡待ちだ。 |
4月23日 | アメイロケアリ、まだ産卵しない。 餌が足りないのだろうか。 そう思い、給餌頻度を増やしている。 幼虫は成長しているので、次の世代の産卵が待たれる。 |
4月24日 | 昨年、生駒で採集してクロヤマアリ系では最後まで産卵していなかったハヤシクロヤマアリで産卵を確認できた。 これでクロヤマアリ系は全て産卵を開始した。 やきもきさせられたが、何とか初期軌道に乗った感じがする。 |
4月25日 | うむ?アメイロケアリの産卵がまだ。 幼虫は繭になってきているが、腹部が大きくならず産卵してくれない。 女王の周りに働きアリが集まっているのでフェロモンが多く出ていると思われるが、産卵しない女王は死ぬこともあるので油断できない。 最初の1つさえ産んでくれれば気も楽になるのに・・。 悩ましい・・。 |
4月26日 | 長野採集のハヤシクロヤマアリ。 幼虫が育っている。 5月に入ってすぐに蛹になりそう。 |
4月27日 | アメイロケアリの様子を見ていると・・ おお!産卵しているではないか! 最近、ゼリーやコオロギの食いが良い割に産卵しなかったので心配していたのだ。 ほっ・・ |
4月28日 | ルリアリは肉食性が強いとよく言われる。 しかし、私の飼育環境では何故かコオロギを食べている形跡がなく、タンパク入りの昆虫ゼリーに集まっている。 産卵はちゃんとしているし、幼虫も見られる。 あれ?おかしいな? |
4月29日 | 例年、この時期にクロナガの火を消そうかという話題を書いている。 今年は少し肌寒い日が続いていて、まだ良いか、という感じ。 日中は良いと思うんですよ。 問題は夜間から早朝。 まだ少し寒いのでもう少し暖かさが安定してからかな、と思っている。 |
4月30日 | 今日で平成と言う時代が終わる。 そこで、一つの区切りと考えて、今まで撮影した画像からこのアリ日記自体を振り返りたい。 このHP記念すべき初めての画像。 日付は2001年6月30日。 クロオオアリの新女王だ。 背景に写りこんでいるのは当時会員だった橿原市昆虫館友の会の会員証。 このクロヤマアリは植木鉢トラップで採集していたもの。プラスチックシャーレに石膏を敷いたものを巣部屋にして、バットにバターを塗ったものを飼育容器として使った。 夏場はバターが融けて大変だった。 植木鉢トラップの写真を載せたりもした。2003年。 クロヤマ、今より増えているのはなぜなんだ・・ 初のムネアカは2004年登場。それ以前にも採集したことはあったが撮影していなかったらしい。 このトビシワは自宅そばで採集した。飼育環境下で女王を出したのは初めてで興奮したのを覚えている。 飼育容器としてスーパーのネギの容器に石膏を敷いていた。赤フィルムはご存知の通りアリに光を感じさせない工夫だった。 ムネアカ飼育を本格的にしたのはこの年で何もかも手探りだった。 クロヤマアリの女王同士の栄養交換を写したのが2005年。 この時期旬のクロナガアリは前年の2004年に採集していたが画像で取り上げたのは2005年が初めてだった。 アリヅカコオロギ。当時はトリミングをしなかったので(サイズの縮小しかしていない)こんな画像であった。 2006年に入り、アリ日記を不定期更新から取りあえず週末更新に更新頻度を上げて行った。 年の初めにチクシトゲアリデビュー。頂き物だったが大変嬉しかった。 クロナガは猪名川をメインに観察しているが実は枚岡でも少しだけ確認している。 その飛び立ちに遭遇。 ムネアカオオアリやクロオオアリの飛行日に遭遇でき、新女王が次々と降りてくるという夢のような時間を過ごしたりした。 ケブカツヤオオアリ。当時は非常に情報が少なかった。 日記ではウメマツオオアリと書いているが、実際はケブカツヤオオアリだろう。 急に拒食になって滅ぶというある意味ケブカツヤオオアリのテンプレートを辿った。 木の切り株の皮を捲ったらコロニーが出たと記憶する。 ケアリの巨大女王に遭遇したりもした。今見てもこれ、凄いね。 サムライアリのオスってこれ以降、見たかな・・? 2007年から更新頻度を上げて毎日更新するようにした。 スラダケさんを驚かせた(比較対象が1000円と言うのがね)写真。 硬貨が無かったんですよ・・。 チクシトゲアリが入っていた。 「バタカーの人工飼料」を見習って卵餌も作ったなぁ。 伊那の観察会ではいつもこんな光景が繰り広げられた。 これ、今から思うと貴重な瞬間かもしれない。 この年にカメラを一眼に。うん、やっぱり綺麗。 今でもそうだけど、こんな風にわしわし増えてくれると嬉しい。 2008年はこの1枚が一番印象深い。 クロナガアリの交尾。 まともに撮影できたのはこの1回だけ。 枚岡もこの辺りから採集、観察のポイントが分かってきた。 ラーメンのお菓子に集まるトゲアリ。 こういう物に大挙して集まるのは新鮮で驚いた。 翌年、ここを訪れるとトゲアリコロニーがあった場所は重機でそぎ落とされていた・・。 こんな所にも行った。高山病とかにはならず、真夏なのに雪があるという異世界体験をした。 タカネクロヤマアリ。これが現れた時、周囲を気にせず皆で「タカネですよ!」とやって、周囲の人から不思議そうな顔をされた(笑)。 こんな環境でもクロキクシケアリ?の脱翅メスが見られた。高山性の種なので、働きアリ生産は翌年だろうか。 2009年にはアリの脱走防止剤としてテフロン粉末に挑戦したりした。 結果は・・・だった。ベビーパウダーの方が簡便だ。 初めてクサアリモドキが飼育下で働きアリの羽化に漕ぎつけた時は嬉しかった。 アメイロケアリは枚岡には少ない。 それを追い求めたりした。 ちなみに、アメイロケアリとヒゲナガアメイロケアリの女王が区別が付くようになったのはこの後2013年のことである。 ツノアカヤマアリ。 数が減っているこの種類を観察したのはこの年が初めて。 2010年。最初は竹割からスタート。 ヨツボシオオアリの女王がいる大きなコロニーを出したのってこの時だけ。 割と太めの竹で鉈が無いと厳しかった。 今なら、ヒラズオオアリって分かりますけど当時は分かりませんでした。 ケアリの寄生バチ、観察してたりした。 霊場高野山でお参りもそこそこにアリ観察したりした。 キイロシリアゲアリの女王団子。 アリ好きには歓喜の光景だろう。 トフシアリが枚岡にもいることをこの目で確認したのもこの年。 2011年。 家族のことで大変な年だったが合間を縫って観察した。 枚岡でハヤシクロヤマアリのコロニー採集出来たのは初めてだった。 クロナガアリが複数で巣穴をほっているのを見て歓喜したりもした。 ちなみに、仕事終わりでもこれは!と思った日なら定時終業できれば枚岡に夕方観察に出るようになったのはこの年からである。 徘徊している新女王は何度も見たが巣穴をほっているクロオオアリを見たのはこの時が初めて。 クロクサもやったんですが、ホストが少なすぎました。 枚岡でアゲハモドキを見てびっくり。 会社で命じられた資格試験受験で外に出かけられない中、心を癒してくれたアメイロケアリと・・。 クサアリモドキ。こんなにも膨らむのかとびっくり。 2012年。 天気が良ければ春の恒例になった信貴山〜生駒縦走が面白かった。 晴れの日にしか行かないので行けない年もあるけど、この時期ここの新緑はとても優しい。 ケブカツヤオオアリ。腹部が無かった。こんな羽アリが複数見つかった。 ケブカツヤの羽アリをこんなに見たのはこの時だけ。 淀川にかかるこの鉄橋も、今春に開業したJRおおさか東線のために右側の歩行者用スペースが無くなってしまいました。結構有名な鉄橋だったんですけどね。今は鉄道のみの鉄橋になってます。 大阪城公園内でアメイロケアリをたくさん見て驚いた。 今までこんな場所で見たことが無かった。 枚岡は奥が深い。トビナナフシまでいたりした。 トゲアリが全くいない自宅のすぐ近くでトゲアリの有翅メスを見つけた。未交尾個体だったようだ。 2014年。 信貴山から生駒のルートで・・ ケブカツヤオオアリを見つけた。これにより、この種が毎年見つけやすいポイントを特定した。 箕面公園でクサオオアリを見つけた。 伊那の観察会があったりした。 ノコギリハリアリのオス。どう見てもハチ・・。 風人さん経由で箕面のアギトアリをご存知の方を紹介して貰った。 それからアギトの生息場所が分かった。 野外で初めて見つけたクサオオアリの脱翅メスに興奮したりした。 2014年。 6月にクロヤマアリの寄生バチが生息していることに気が付いた。 しかし、この時は撮影機材をしまった直後に産卵されてしまい、その後は正体に迫る機会が無かった。 飼育で初めてトゲアリの働きアリが羽化した。 蟻研に初めて参加したのもこの年。 アメイロアリで有翅メスが羽化していた。 2015年。この年から加温しなくなり、恒温機稼働は真夏のみになった。 妙見山でアリスアブを見つけた。 飼育しているクロナガアリで有翅メスが生まれた。 クロヤマアリの寄生バチに一番肉薄できた一枚。 大阪城でサムライアリの奴隷狩りに遭遇した。 2016年。 妙見山でトフシアリと一緒にいる好蟻性昆虫を見た。 実際は滅茶苦茶小さい。 夏に女王を採集したナワヨツボシオオアリは、働きアリの羽化に漕ぎつけた。 2017年。 クロヤマアリの寄生バチが産卵するところを撮影できた。 画質が荒いが辛うじて撮影できたのがこれ。 夏には長野で観察会があった。 カラフトクロオオアリの女王!しかし、酷暑の大阪ではとても飼いきれないと思い、撮影にとどめた。 アカヤマアリの奴隷狩りに遭遇できた。サムライアリとはまた違った感じだった。 2018年。 今までで一番早い4月にクロオオアリの新女王を見た。 アメイロアリの交尾を撮影できた。 箕面が滝までの道が通行止めのため、箕面観察が無くなってしまったのが痛かった。 そして2019年。 出勤途中でミツバアリ?ヨツバアリ?イツツバアリ?の飛行に遭遇できた。 日記を読み返すと、その分量にびっくりした。 後半に行くほど記載量が減っているのは単純に重複内容が多いからだ(クロオオアリやクロナガとか)。 勿論、ここで載せられなかったことも多い。 多くの人とアリを通して出会うことができた。 アリをすでに引退された方との思い出もよみがえった。 多くの人々の支えがあってここまで来られた。 読者の方々には感謝の念に堪えない。 謹んでお礼を申し上げ、平成日記のレビューを締めくくりたいと思う。 |