2014年7月の観察日記

7月1日 キイロシリアゲアリ。この種類もとにかく順調だ。

これでも全体の半分か3分の1ほどである。

幼虫をアップにしてみた。
とにかく卵から成虫までの全てのステージがそろい、賑やかなことこの上ない。
メイプルとミールワーム片を与えているが全く問題ない。
女王たちも今の所は元気である。
7月2日 トゲアリコロニー。
先日から繭がある様子を書いていたが、働きアリが今日羽化していた。

1枚目。

2枚目。
トゲアリの女王は2012年の11月に採集していたもの。
昨年はクロオオアリのオスしか羽化しなかったので、ダメだと諦めかけていたのだが、嬉しい復活劇だった。
しかし、そうすると昨年はなぜクロオオアリのオスしか羽化しなかったのだろう?
この点が良く分からない。
7月3日 6月23日にチクシトゲアリで有翅メスが1匹羽化したと書いたが、今日観察してみると4匹有翅メスが羽化していた。
本当に今までと飼育の方法や餌を変えたわけでもないのに、急に。
どうしたのだろう。
嬉しい半面、昨年ペアリング計画が大惨敗だったので、少し複雑でもある。 
7月4日 ケブカツヤオオアリ。

メイプルを飲んでいる。

ミールワーム。

ハニーワーム。
食欲は全く問題ない。
しかし、卵を産まない・・
7月5日  枚岡に出かけた。
「夏のアリ」達の現況が知りたかった。
駅到着後、駅前の電話ボックスに種名不明のオオアリの仲間と思われるオスアリがたたずんでいた。
撮影してみたが帰宅後にパソコンに取り込むと何故か話しにならないほどぶれていたので画像は載せない。

カナブンがいた。
生きていて動いていた。
いつも見かけるのは死骸ばかりだったので少し驚いた。
枚岡では夏にカナブンの死骸を見かける。
糖蜜トラップを仕掛けると来るのだろうか?

椋ヶ根橋付近で見つけた。
恐らくケアリのメスアリが落とした羽根。
アシナガアリか迷う所だがメスアリの羽と言うのは間違いないと思う。
山道に入る。

ミミズの死骸にクサアリがたかっていた。

クサアリモドキの脱翅メスを椋ヶ根橋付近で一個体だけ見かけた以外(カメラを構えている間に茂みの中に消えてしまった)羽アリ関係は見かけなかった。
ただ、落とした羽根を見つけたことから飛び始めてはいるようだ。
これからまたアツい季節になったわけだ。
7月6日 早朝、箕面を歩いてきた。
昨日の枚岡の状況からまだ少し早いかと思ったが状況視察である。

歩いてすぐに、クサアリモドキの脱翅メスが街灯にとまっていた。

ベニコメツキ?アカハネムシ?両方とも経験値が少なく、判定しかねた。

クロホシテントウゴミムシダマシ。テントウムシそっくりだ。

街灯のクモの糸に見慣れないチョウが絡まって死んでいた。
手にとって見ると、アカシジミのようだ。

このような所を歩く。

ハチがいた。

トイレの鏡にアシナガアリの有翅メスが1匹いた。

ジョウカイボン?

サシガメの幼虫っぽい。

欄干にとまっていた。カワトンボの仲間だろうか。

箕面の滝。

少し趣向を変えて滝壺。

トイレの壁にいた。ジョウカイボン?カミキリ?

帰り、ふと気がつくと川沿いの手すりにトゲアリが1匹いた。
ここにもトゲアリ、いるんだぁと思い撮影。
周囲には他の個体は全くいなかった。
また、撮影していないが帰り道にもう1個体クサアリモドキの脱翅メスが歩いていた。

さて、ここまで読まれた方はアリの写真が少ないことにお気づきのことと思う。
実は箕面の辺りは昨夜から朝早い時間にまとまった降雨があったようで、舗装路は濡れ、場所によっては風が吹くと樹木にたまった雨粒がばらばらと落ちてくるほどであった。
クサアリモドキとアシナガアリのメスアリを見たので飛んではいるようだ。
ただ、気象条件が悪かったとしか言いようがない。
このままでは消化不良感半端ないので今月中にもう一度リベンジとして出かけたい。
7月7日 常温飼育のクサアリモドキである。
数日ぶりに容器内を覗いてみると・・

これだ。
先週の初め、容器を覗いた時はここまで膨らんでいなかった。
数日で一気に腹部が膨らみ、産卵も一気に行っているようだ。
何か変わったことは、と言うとハニーワームが少しだぶつき気味で、ハニーワームを少し多めに放り込み、そしてハニーワームの余波でこれまただぶつき気味になったコオロギも少し多めに放り込んでいた。
そのためだろうか。 
7月8日 先月に大阪城で採集したクロヤマアリである。
これは一番最初に繭を入れた脱翅メスのコロニー。

働きアリがいるがこの働きアリはサムライアリの行列から頂いた繭から羽化したもの。
ただ、幼虫や繭はこの女王の子供である。
女王の陰になっているが卵も数個確認できている。 

そして、今日から恒温機を稼働。
もう少し持つかと思っていたが、どうもアリたちの動きをみるとそろそろヤバいと思い、稼働させた。
設定温度は28℃。
加温の28℃より冷房の28℃の方がアリには過ごしやすそうに見える。
これでしばし様子見。
7月9日 トゲアリの羽化は順調に続き、現在働きアリは11匹になった。

撮影のために撹乱してしまい、卵の山が分解してしまった状態。
撮影前は卵塊はもう少し大きな塊だった。
トゲアリを見ているとあることに気がつく。
卵塊にとてもご執心なのだ。
幼虫や繭にはそれほどでもないのだが、常に働きアリが総出で卵塊を囲んでいる。
体色は濃くなってきたが野外のものほど綺麗な胸部の赤は出ないかもしれない。
7月10日 昨日、常温飼育のクサアリモドキの巣部屋(女王のいる部屋)の上に氷枕を置いておいた。昨日は気温が35℃ほどまで上がったためだ。
帰宅後に餌場を見ると餌場を徘徊する働きアリの数が段違いに少ない。
?と思い巣部屋を見てみると氷枕を置いた部屋に集合していた。
暑かったんだねぇ。 
7月11日 クロナガアリ。順調の一言。

巣部屋の様子。蛹が多くなっている。これらが羽化するとまた一気に増えてきそう。

粟の実と幼虫。種子表面がいびつになっているのがお分かり頂けると思う。
7月12日 朝から箕面。箕面駅に到着したのは午前8時頃だった。
駅前の自販機に種名不明のオスアリがいるのを見て何か飛んだのは確認できた。
上り始める。

すぐに川沿いの道でシリアゲアリのメスアリを見つけた。

ケアリのオスと思われるオスアリがたむろしていた。 

こうやってみると、ハリブトシリアゲアリのようにも見えるが?

穴に頭を突っ込んでいるケアリのメスアリ。

身づくろいしている。

コウチュウ目の仲間だが、何なのか分からない。

街灯にとまっていた。

タマムシの羽が落ちていた。

クサアリモドキも歩いていた。

ハゴロモの幼虫?良く歩いているのを見かけた。

有翅メスにちょっかいをかけているケアリの働きアリ。

街灯に1匹だけシベリアカタアリがいた。

吻の長いゾウムシ。

こちらはシリアゲアリがシリアゲアリの脱翅メスにちょっかいをかけている。
このメスアリは身を縮めていた。

ゴマダラカミキリがいた。久々の遭遇だ。

一見ナミテントウ。しかし大きさが全く違い、ずっと小さい(1センチもない)。正体不明。

クサアリモドキの有翅メスが羽を落とそうと身をよじっていた。

コメツキムシ。

分かり辛いが、腹部がない有翅メス。

滝そばの橋の欄干にてクサオオアリが何かを舐めていた。

トゲアリがたたずんでいた。野外のものはやはり体つきがかっしりして、色も濃い。

上とは別の場所でクサオオアリが何かを舐めていた。

トイレの壁面にまさかのホタル。ゲンジボタル?メスだった。

アギトアリの生息地を訪れる。1匹だけ働きアリが出ていた。
昨秋、パパラッチSさんがアギトアリは日没後に活発に出てくると言うことを仰っていた。
この日は朝だったのでこれ以外には見当たらなかった。

アギトアリの死骸をアシナガアリが運んでいた。

箕面駅に戻ってきたのは10時半頃だった。
歩いて思った。
アシナガ、見なかったなぁ、と。
ここでは飛ばなかったとしても、他ではどうなんだろう?
そうだ、枚岡だ。
そして初めての1日2フィールドかけ持ちに打って出た。

枚岡神社を歩いていると、タマムシの死骸があった。
強い日射に照らされてとても美しかった。

恐らくシロテンハナムグリだと思うが、類似種との見分けはつかない。

本当に夏真っ盛りの山道だ。

ケアリの脱翅メスがいた。撮影しようとした。
マクロストロボの電池切れ。スペアがあるはずだと思っていたら購入していなかった・・

クサアリモドキ脱翅メスの死骸をアシナガアリが運んでいた。

クサアリがカタツムリに集まっていた。

オサムシが肉塊を咥えて走り回る。犠牲になっていたのはナメクジのようだった。

枚岡でも見つけたタマムシの羽。
今日はタマムシに縁があったと言うべきなのかもしれなかった。
枚岡では最初のケアリ脱翅メス1匹以外は羽アリ関係を見ることはなかった。
箕面より山が少し乾燥した雰囲気を受けたがそのためだったのだろうか。
7月13日 昨日、ケアリの女王2匹とシリアゲアリの女王1匹を採集していた。
シリアゲアリは変化がなかったがケアリは・・

これ、昨日採集した個体ですよ?
もう、これだけ卵を産んだ。

その卵を産んだ女王アリ。
色彩と大きさからカワラケアリと見ているが、いかがだろうか。
7月14日 ハヤシクロヤマアリである。

女王は2匹いるのだが、1匹が餌場で死んでいた。
最近、ようやく調子が上向きかけたかな?と思っていたらこの有様。
何故かハヤシクロヤマアリは手ごたえにかける気がしている。
合掌。 
7月15日 クロオオアリにしてみた。

メイプルをがっつく。

繭の山。卵から繭まで一通りすべて存在している。

羽化したての働きアリ。少し体の色が淡い。
メイプルとコオロギあるいはハニーワームを放り込んでいるが問題なく維持できている。
7月16日 暑くなってきた。
恒温機28℃で維持して様子を見ているが、今の所特に問題は見られない。
そう考えると、数年前までの23℃と言うのはかなり冷やし過ぎだったのかなぁと思ったりもする。
容器内部の天井部にうっすらと結露が見られるものがある。
この結露、どうしてくれようか。
7月17日  ケアリの巣部屋を増設したのは先月だ。
しかし、もう巣部屋3つに幼虫が充満してきた。
これ、つぼにはまるとかなり増えると言うのはkuroyagiさんの日記で見ていたが、何だかその凄さを垣間見えてきたような気がする。
この分では今年中に少なくともまた1つ巣部屋を増設することになりそう・・ 
7月18日 アシナガアリ。最近取り上げていなかったので今日はこれにした。

ミールワームの欠片を運び込んだ。欠片を放り込むとすぐに巣部屋に持ち込んで働きアリが集まって齧る。

女王。至って問題ない。
以前、オスが羽化したがオスはすぐに姿を消してしまった。
結局その後オスが続々と羽化することはなく、働きアリが羽化してきて盛況になっている。
7月19日  2012年に新女王を採集したクロナガアリ。
観察すると、働きアリの蛹に混じってオスアリの蛹を見つけた。

2個体写っている。
今までこのコロニーではオスは羽化しなかった。
今年になってオスを生産しているのだ。 
7月20日 午前に枚岡を歩いてきた。

到着後、すぐにシリアゲアリが噛みついたままのヒラズオオアリの脱翅メスがいた。

このメスアリは腹部が陥没していた。

今日、一番多く見かけたのはシリアゲアリだった。

アシナガアリがケアリの脱翅メスの死骸を運んでいた。
今日は生きたケアリの脱翅メスは見かけなかった。

トイレに来ていたミヤマカミキリ。死骸は転がっているのだが生きているのは今年初めて見た。

アシナガアリのオスアリ。数は非常に少なかった。

私の横でクモバチが飛び立った。飛び立った所を見ると、これが落ちていた。
どうもクモバチを驚かせてしまったらしかった。麻酔が良く効いているようで動きがなかった。

離れて様子を見ていると、回収にやってきていた。

アメイロケアリも歩いていた。
今日は数個体見かけたが、弱っているのか動きが変なものが多かった。

クサアリモドキも少数見つかった。
撮影できなかったのだがクロクサアリは多く歩いていた。

クワガタムシのメス。クワガタのメスは私にはどの種類も同じに見えてしまう・・

クサアリが樹上性キリギリスの死骸に集まっていた。

上の写真から少し離れた所で死んだミミズに集まっていた。

ここではムネアカの死骸に集まっていた。

マイマイカブリと言うとカタツムリのイメージが強いのだが、このマイマイカブリはミミズの死骸を引っ張っていこうとしていた。

夏ですね。

石をめくるとウロコアリがいた。

ウロコアリコロニーから少し離れた所にこれがいた。
ハリアリの仲間だと思われるがハリアリはあまり見たことが無いので種類が良く分からない。

ハムシ。

腹部ないシリアゲアリ。

シリアゲアリの脱翅メス。

このシリアゲアリの有翅メスはクモに捕まってしまった。

ケアリがアメイロケアリ脱翅メスの死骸を運んでいた。

神社のトイレでアシナガアリ有翅メスを見かけた。
脱翅メスは見かけなかった。

神社の灯篭にヒラズオオアリ脱翅メスがいた。
結局ヒラズオオアリは3匹採集した。

主のいないクモの糸にクロクサが引っ掛かっていたので撮影後救済した。
アシナガアリ脱翅メスを撮影したかったが今日もかなわずだったが、多くの虫たちに出会うことができ、楽しかった。
7月21日 昨日夕方にスコールがあった。
それで地面が湿ったと見込み、午後から枚岡。

アシナガアリのオスがいた。
これは!と思い、探し回って見たがオスが少し見つかっただけでメスアリは全く見かけなかった。

ヒラズオオアリ有翅メス。
今日はこの1匹だけだった。
他にシリアゲアリの有翅メスを1匹見かけただけ。
土に湿り気はあるのだが、羽アリ関係ではお寒い結果になってしまった。

フキバッタ。夏から秋にかけて見かける。

椋ヶ根橋でハムシがいた。
7月22日 訃報を2つほど。
昨年の秋に採集した箕面アギトアリ。最近は産卵もなくなり、ダメっぽさ全開だったが昨日、こと切れていた。
アギトアリの難しさを体感させてくれた個体。
残念。
先月、大阪城で一番最初に採集したクロヤマアリ。
繭を入れた後、産卵も始まり、これから一気に増勢しそうだと思っていた矢先に、女王だけ死亡。 
働きアリは元気に走り回るのに、女王だけ、ね。
幼若個体は他のコロニーに養子に出した。
新女王はこういう突然死は珍しくないが、やっぱり残念。
合掌。
7月23日 月の初めにキイロシリアゲアリを取り上げた。
全体を写した写真を撮っていなかった。

こんな感じ。わしわしと増えている。
昨年の不調が嘘みたい。何か変えたわけでもないはずなんだけど・・?
7月24日  トゲアリは羽化ラッシュがひとまず落ち着き、小さな幼虫と卵メインになりつつある。

育った幼虫もいるにはいるのだが、2匹だけ。
後は写真のように小さな幼虫、卵である。
幼虫の体内に色が入っているので、肉餌は食べてくれているようだ。
7月25日 クサアリモドキ。このコロニーは常温飼育で、暑さ対策として氷枕を置いている。

ハニーワームを餌場に入れると巣部屋に運び込んだ。
こういうものが見られるのは飼育ならではだと思う。 
7月26日 今日も暑くなる予報が出ていた。
流石に、35℃の日中に歩くほどの根性はないので、朝に枚岡を歩いた。

駅を出てすぐの所でカブトムシのメスがいた。撮影のために少し触ると、前脚2本で私の指をつかんだ。痛かった。 

登山道に沿った所に、切り株がありそこにはクサアリが巣くっている。
その切り株を見るとやけに働きアリが出ている。
何だろうと思うと、そのすぐそばでメスの羽アリが今にも飛びそうな勢いで外に出て様子をうかがっていた。
そのメスを見て、このクサアリがクサアリモドキだと言うことが分かった。

身づくろいをしている。

このメスアリ、羽がこんな有様では飛べるとは思わないが・・
暫く観察していたが飛ぶ様子はなかった。
ちなみにこの羽アリたちがたむろしていた草は非常に足場の悪い所に生えており、一気に汗が噴き出た。

山は樹液の匂いがする個所がそこかしこにあった。
大抵はその場所を特定できなかったのだが、一か所だけ登山道の真ん中に生えている木から樹液が出ている所があった。

ヨツボシケシキスイ?
数個体見られた。撮影時は全く気が付かなかったが、背中にダニが付いている。

樹液に来ていたクロオオアリ。
他はショウジョウバエとその幼虫と思われるウジが見られたくらいだった。
クワガタとかいてもおかしくないと思ったんだけど・・
この辺りから私の顔の周囲を大量のメマトイが飛びまわった。
撮影しようとカメラを構えると目に飛び込んできそうだ。

コカマキリの幼虫。画像ではほぼ見えていないが前脚にこの種類の特徴的な模様があった。

一本、木の幹にこのような穴が数多く空いている木があった。
何が出てきたんだろうか。

午前8時を過ぎたあたり。まだ陽の光も少しだけだが柔らかかった。

これ、何だろうか。私が近づくとぽとりと落ちてしまった。

上とは別の樹液にはアミメアリが来ていた。

コメツキムシっぽい。先ほどのケシキスイとよく似たダニがこれにも付いている。

センチコガネ。久々に見た気がする。

このマイマイカブリには一体何が起こったのだろうか。瀕死だがまだ生きていた。

クサアリモドキの脱翅メスがいた。今日はこの1匹だけ。

側溝でようやく今年初めてのアシナガアリの脱翅メスを見つけた。
この近くで同じアシナガアリの働きアリに左後脚を噛みつかれて逃げ回るアシナガアリの脱翅メスが1匹いた。

今日もミヤマカミキリがいた。この他にも数匹見かけた。

豪華な集団。お互いに威嚇したり喧嘩する様子は全くなく、身を寄せ合ってじっとしていた。ウメマツオオアリかと思うが自信皆無。

アシナガアリのオスアリ。よたよたと走り回っていた。

何かの死骸をオサムシが貪っている所にクロスズメバチが1匹来た。
このオサムシ、私が観察している間ずっとこの死骸を齧っていた。
7月27日 この前取り上げたクロナガアリのオスアリの蛹。
どうなったかと言うと、

色が濃くなってきた。もうすぐ羽化が見られるはず。
しかし、羽化後に殺される可能性もあり、何とも言えない。 
7月28日 トゲアリ。ハニーワームを放り込むと、トゲアリの働きアリが1匹だけだが出てきてクロオオアリの働きアリと「共同作業」をしていた。

クロオオアリの働きアリは数えるほどしかいなくなったが、この分だと心配はないかな・・?
7月29日 チクシトゲアリは長らくコオロギを与えていたのだが、先日コオロギの在庫が切れた時に現在沢山いるハニーワームを与えてみた。

襲っている。何だ、食べるんじゃないか。
・・と思っていたら、2006年に「芋虫は餌としてかなり優秀なのではないかと思い始めた」 と書いてあった・・
7月30日 ムネアカオオアリの日常を写してみた。

大型働きアリその1。

大型働きアリその2。

大型働きアリを含む集団。
最大のものは女王と大きさはほぼ変わらない。

蜜をがっつく。この構図、与え甲斐があって気に入っている。 
7月31日 キイロシリアゲアリ。
働きアリが増えているのは相変わらず。

その1。

その2。

その3。 
キイロシリアゲアリは働きアリが増えてくると女王の間引きが起こると聞くが、今の所そういう兆候は全く見られない。
仲良く暮らしているように見える。
ちなみに我が家のコロニーは8匹女王がいる。

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