5月1日 とかげだんごむしさんと猪名川に出かけた。
しかし、予想通り、風がきつく、しかもその風が冷たい。
まったく飛行に適さなかった。
そのまま帰るというのも何なので河原に転がっていた細い竹を折った。
ウメマツオオアリサテライトが1個出ただけだった。
その後、とかげだんごむしさんがトビシワを採集したポイントに移動。
3センチ四方くらいの四角っぽい石をどけるとコロニーが。女王の姿も1個体見かけられたがすぐ見えなくなった。クモはいなかった。

4月に採集したクロナガ女王。産卵が始まっている。

ボケているが卵。数個あるようだ。

女王。

もう一枚。結構毛深いですね。
5月2日 猪名川。温度は申し分ないが、風が常に吹いている状況。これさえなかったら、飛んだ可能性は大いにあると思ったが・・・
そんな中、クロナガアリの巣を見つけた。

巣口から外をうかがう働きアリ。

オスアリも時折顔を覗かせる。

オスは地表を歩いて別の巣口へと移動はしていく。なかには草に上る個体も若干見られたが飛行は全くなかった。

このコロニーの巣穴は草の根元にも開いていて、その上の草では働きアリが結構出ていて風邪をうかがうような仕草をしていた。
今日は風がやや吹き続けていて飛行はなかった。しかし、温度的には問題ないようなのでこの連休中、風が凪げば大飛行に発展する可能性がある。
というか、何とか連休中に飛行してほしい・・・
5月3日 昨日よりさらに温度が上がった。風もそう強くないので飛んでいると予想したがまったく飛んでいない。
昨日、確認した巣口も昨日より静かであった。
温度、風はそれほどではないが風がやはり吹いている。その上たぶん湿度が足りないと予想した。
ということは、次の雨まで飛行はない・・?
しかし、天気予報を見たら雨のあとまた温度が20℃前後。
・・・今年、いつ飛ぶんだろう?

飼育しているクロヤマアリは繭と卵、小さな幼虫という組み合わせになっている。
どうも産卵停止した期間があるようだが、それが23度に下げた影響なのかはよく分からない。ただ、産卵を開始してるということで、大丈夫とみている。

繭を運ぶ働きアリ。

おなかをアップにしてみた。かなり節が伸びている。働きアリでもこれくらい詰め込んでくれたら見ていて餌の遣り甲斐があるというものだ。
5月4日 いつの間にか移動してきていた「みどりの日」。
しかし、休みとは無関係にアリたちは平時の活動を続けている。

ミカド。羽化したての働きアリ。最近はかなり大型の働きアリも羽化していて勢いがある。
この羽化したての働きアリの腹部の色が何とも好きだ。

こちらはムネアカ。ようやく働きアリが10匹を超えた。ただ、最近産卵がストップしてるようで卵がない。台座腰部とは思うが・・

繭が5個くらいある。もう少し個体数が増えるだろう。じゃかじゃか増えると思っていたがさすがオオアリ、小型種のように無茶な増え方はしない。

昼から、猪名川。確かに、「手ごたえ」はある。巣を覗いていたら羽アリが巣口に出てきては引き返すという行動を繰り返す。

巣の出入り口から外をうかがうメスアリ。

やや外に出てきた。

オスも外をうかがう。

平時の巣はこんな感じ。

別の巣では「メスの追放行為」も見られた。すなわち、メスアリを働きアリが噛みつくように巣から引っぱり出しているのだ。写真に撮ったがピンボケだった・・・
この行動は2004年の5月末にクロオオアリで確認している。要は季節的にはもう十分すぎる時間がたっているようなのだ。しかし外気温や湿度、風などの条件が揃わず、飛行に至っていないだけとしか思えない。
明日、晴れて今日より気温が上がり、南風が吹き込んで湿度も上がり風も弱まるという。
正直な話、この休み期間に飛ばないとまた雨で気温の低い状態になるらしいので、週末、雨の後、温度がやや低くても飛ぶかもしれないとみている。
でも、こんなに読めないという感覚、久々・・
5月5日 猪名川。到着しても羽アリの飛んでいる気配は全くない。
しかし、周囲の巣を見渡すと静かすぎるのだ。あたかも飛行が終わってしまったかのように。
そしてその悪い予感は的中することになる。
砂地を探していると盛り土してあるところがあった。
その盛り土を除けると・・

こんな穴が出現。

そこからクロナガの女王が1個体出た。

分かりづらいが奥にクロナガの女王の足が見える。
しかしこの穴、シャベルで掘り返してみたら女王の頭がもげていた・・

そんなわけで収穫は2個体にとどまった。
脱翅メスの死がいが割とみられ、生きてるオスも草に止まっていたので、飛行はこの日の午前に行われたと想像した。
それにしてもこの場所でこんな時間に飛行を行うとはまったくの予想外で脱翅メスうはうは状態をみすみす逃してしまったと思うと残念でならない。
大いに消化不良なシーズンエンドであった・・
5月6日 トビシワ。冬に乾燥で個体数を半減させてしまい、未だになかなかエンジンがかかってこない状況だ。

女王。産卵はしている。ただ、トビシワのコロニーは去年塗ったテフロンを完全に足場にしてしまってるのでふたを開けての観察がしにくい。正直卵の数はあまり把握していない・・

働きアリ。おなかが大きく、栄養状態は良さそうだ。

働きアリと幼虫。やっといい感じの写真が撮れた。
5月7日 キイロシリアゲアリ。最近、蛹が増えてきている。

この写真を見ても少なくとも5個体の蛹がいる。最近はさんらんすうがすくなくなってるんじゃないか?と思えるほど以前より卵の占める割合が減ってその分蛹に置き換わってる印象。働きアリが少しでも増えたらまた違う一面が見られると思っている。
5月8日 昨日は昼頃まで雨が本降りだったが、天候が急速に回復して夕方には薄日が差していた。
そして今日。温度的にはそれほどではないが(半そでが快適な温度ではあるが)結婚飛行の行われるには少し温度が低いと思ったが、実地調査を兼ねて枚岡に行った。

到着後、石の下からトビシワの大コロニーが出た。さぁ、写真・・と思った時、チョンボに気がついた。ストロボ、忘れた・・
一応ためしに撮影してみた。暗いし、ぶれるし、ろくな写真が撮れなかったので撮影は諦めて採集に専念することにした。ちなみにこのトビシワコロニーは採集しなかった。
神社で石畳の上をちょろちょろ走るアメイロアリのオスを確認。飛行が行われているのだ。
そして、椋ヶ根橋の橋の欄干では多くのアメイロアリのオスが見られた。
欄干を見ると見慣れない女王が歩いている。?こんなの、見たことがない・・
感じ的にヒラズオオアリにも似てなくもない。ちなみに枚岡ではコロニーは観察していないが働きアリは見たことがあるので生息を確認している。とりあえずゲットした。
歩くことしばし、一昨年アメイロアリの写真を撮った場所に到着。すると・・いる!しかも割とたくさんいるのだ。幾ばくか採集した。
さて、今日はもう一つ目標があった。
アシナガアリのコロニー採集だ。大体コツは分かってるのでそれっぽい土嚢を除けてみると2つ目でビンゴ!大コロニーだ。女王もいる。羽アリ生産が始まっているようで大型の幼虫もいる。働きアリは逃げてしまったものもいるので完全採集には至らなかったが少なくとも4分の3は確保したと思う。
大満足して家路についた。
ちなみに・・シロアリの飛行もあったようだ。しかし見かけたのは1匹ずつでしかも5匹ほどだけ。本格飛行ではなかったのだろうか。

クロオオアリの巣口を見てきた。しかしどこも喧騒は全くなく、巣口も広がっていないので飛行はもう少し先のようだ。

今日の収穫。

アシナガアリ。入れ物に移したらチューブに女王や幼虫の大半がこもった・・

アメイロアリ。8個体採集できた。

謎のオオアリ。体長約5ミリ。?オオアリでこんなのいたかな・・?ますます謎だ・・
5月9日 枚岡。しかし雲が多く、日射が少ないためか、昨日とうって変わって何も飛んでいない。
アメイロアリも、シロアリも皆無であった。
土嚢をひっくり返したらキイロシリアゲのコロニーが2つ、アシナガの初期コロニーが2つ出ただけだった。採集しようかと思ったが、家にいるアリがもう飽和に近いので採集は諦めた。
写真を撮っておけばよかったが、土嚢をひっくり返してカメラを構える位置関係に迷い、いいのが撮れなかった。一応他のアリの野外活動で今日はお茶を濁したい。

ジョウカイボンの死がいを運ぶアシナガアリ。

クロヤマアリの死がいを運ぶケアリ。
飛行が全く見られないので、早々に帰宅して、少し離れた場所にある爬虫類ショップに行ってコオロギを買ってきた。まぁ、食に少し変化をもたらしたい。メインはミールワームで時々贅沢品として・・との位置づけでいる。
5月10日 アシナガアリ。割と大きなコロニーで活況だ。

幼虫と働きアリ。例によって幼虫が直接ミールワームにかじりついている。

拡大してみたが、ボケてしまった・・

巨大幼虫。大きさからたぶんメスアリになると思うが、そもそも羽化まで行くだろうか。食べられそうな雰囲気がぷんぷんする・・
5月11日 久々にテキストだけ。
日曜日にコオロギ(Sサイズ)を購入して与えた。
どのコロニーでも概ね好評だったが、1種類だけあまり食わなかったものがいる。
クサアリモドキだ。
クサアリモドキは最近産卵をしていないのか、しばらく同じ大きさで維持されていた卵塊が女王のお腹半分ほどの大きさになってしまった。
コオロギも首の付け根をちょっとかじっただけで捨て置かれた。
かといって餌を食わないかというとそうでもなく、ミールワームは殻だけにしている。
そんなわけでクサアリモドキはもうしばらくコオロギだ。
本当は昼間にコオロギをむさぼるアリたちを写したいが、昼間は撮影できん・・
今度の休みにコオロギを食う様子でもじっくりと観察しよう。
5月12日 土曜日に採集した謎のオオアリだが、今日見たらスポンジの上でかびていた。
結局よくわからないままだったが私としては「ヒラズオオアリのはぐれ女王」ということにしたい。

同じ土曜日に採集したアメイロアリ。産卵する個体が出現し始めた。
といってもすべての個体が産卵しているわけではない。

卵。拡大したら少し像が甘くなってしまった。

その卵を産んだメス。見てのとおり、羽を落としていない。この羽を落とす条件が何なのか、いまいちよくわからない。
5月13日 コオロギを与え始めて、4日が経った。その中で、明らかに良いほうに「変わった」感じがする種類がある。クシケアリだ。
ミールワームの時はミールワームに群がるというのはあまり観察できなかったが、コオロギはえさ場においたらすぐに集まってきて齧っている。

そんな働きアリ。クシケってあまり意識しなかったですけど、こうやって接写したらすごい毛深いですね。

巣部屋の内部。幼虫は少ないが産卵数が少し増えたようで卵の塊がやや大きくなった感じである。
5月14日 最近、動きが少なくなったクサアリモドキ。女王の産卵数も少し減っているようで卵塊は小さくなり、女王のお腹は小さい。
今年は恐ろしく増えると思っていたが何かのきっかけがない限り、この半冬眠のような状態は続くのだろうか?

繭を挟んで密談(笑)する働きアリ。

少しボケたが小さな幼虫はたくさんいる。今、卵から幼虫が孵化してそれが成長していこうかという段階だ。
幼虫の色は変わっていない。卵が常時あるので産卵は停止していない模様。
むぅー・・・謎。こんなことなら最初から23℃でやっときゃ良かったよ・・
5月15日 枚岡。アメイロアリくらいはいるだろうと思っていたが、全くいなかった。
ひょっとしたらアメイロアリも集中的に飛ぶのだろうか。
今日の目的は3つあった。
まずアメイロアリ新女王を補強。これはいなかったので仕方がない。
2つ目は寄生ケアリ用のケアリワーカーの採集。これは倒れて朽ちていた桜の皮を剥いだら大きなコロニーに出合い、そこそこのワーカーを吸い込んだ。幼虫もかなり吸ったので当分は大丈夫だろう。メスになる大きな幼虫が多いように思うけど。
3つ目はシロアリの確保であった。
シロアリといっても新女王、新王の確保だ。
これは椋ヶ根橋付近で大量に羽を落としたのが見つかって持ち帰った。
さぁ、写真・・と思ったら、トラブルが。ストロボが発光しないのだ。色々試したが、だめ。ピンボケの写真ばかりになってしまった。

板の上を歩く羽を落とした個体。オスかメスかは分からない。

羽を落として歩く。なかには尻尾を突き出してフェロモンを出してると思われる個体もいた。

帰って湿ったティッシュを入れた容器に収容。連結したものはなるだけ1ペアーになるように入れ物に収容した。
今日はシロアリを運ぶアシナガやケアリも撮影したが全部ボケボケ。
何なんだろう?
5月16日 晴れて暑くなった。昨日の観察ではオオアリは全く飛行の気配がなかったが、ひょっとしたら・・と思い、出かけた。
しかし・・全く何もいない。シロアリすらいない。
オオアリの巣を見ても全く巣穴が大きくなっていない。
今年はひょっとしたら1日に集中して大飛行するかもしれない。

椋ヶ根橋の上で撮影したカメムシを2種類。

橋の欄干にいたサシガメ。よく見かけるが、種類はよくわからない。

もう1種。これはエサキモンキツノカメムシ。背中のハートに似た模様が特徴の種だ。
今週は週半ばに雨が降って金・土と天気が回復するという。
温度と風次第だがこの週末は熱いと思っている。
飛ぶなら土曜にしてね・・
5月17日 ヨツボシオオアリ。毎日コオロギを3匹与えているが、翌日には跡形もない。

働きアリ。普段は巣部屋にいるが、コオロギや蜜を与えてしばらくして覗くと群がっている。
幼虫が成長して繭が増えてきているがやや小さいのが多いのが不満。肉餌が足りないのだろうか?

女王の腹部。ボンレスとは言わないが、その寸前だ。産卵数は多くないがコンスタントに産んでいる模様。
5月18日 ヤマクロヤマアリ。とうとう産卵が停止してしまった。蛹が2つあるだけである。しかし餌の食いは良いのだ。今年は最初25℃で設定しそのあと23℃にしたので秋と勘違いした見込みが高い。今年は全然増えなかった・・

女王の腹部の下に潜り込もうとする働きアリ。クロヤマアリとはまた違った美しさなので何とか持ちこたえてほしいが・・
5月19日 キイロケアリ。比較的順調だ。

卵塊。それほど大きくならないが、いつも大体これくらいの大きさがある。働きアリが増えてきたら産卵数も増えると思われる。

繭の様子。最近、繭ラッシュである。それでも数は20個前後。
しかし卵幼虫と揃っているので断絶の危険は少ないと思う。
5月20日 ヨツボシオオアリ。ようやく卵の写真が撮れた。

といっても拡大してみたら見事にボケ・・
ヨツボシオオアリは最近蛹ラッシュであるがどの蛹もそれほど大きくない。今から考えたら肉餌を腐るほど与えてみてもよかったかな・・
5月21日 今日は晴れて暑くなった。時折吹く風は涼しく、その辺がどうかとは思うが掲示板のほうにはたくさんの飛行情報が寄せられている。今日は近年では比較的珍しい「一斉飛行」の日ではなかったかと思う。
しかし、私はお仕事なのです・・
家についたのが10時だったりして・・
明日、夜には雨というけれど、飛び残り女王を求めて昼ご飯を食べたらすぐに出撃します。
せめてオオアリの女王、1匹でもいいから、お目にかかりたい・・
あるいは2006年みたいに雨の後の翌日の翌日のような変則パターンで大飛行に・・
なりませんわね。たぶん・・恨めしや・・

さて、愚痴っぽくなりましたが、今日の日記。
クサアリモドキがえさ場に出てきていた。石膏が渇いたのが原因と思われる。
以前、カートン様物質をつけていたフィルムケースに大挙して集まっていた。

えさ場を歩く働きアリ。強いストロボの光によるためか腹部の色が茶色く写った。蜜でも飲んだのだろうか。

フィルムケースの底におかれた幼虫群。働きアリが取り巻いている。

フィルムケースを上から見たらこんな感じ.なんだか自然っぽくて面白い。

さっきのとは別の働きアリ。最近がっしりした働きアリが生まれるようになった。
しかし野外で見るものと比べるとまだまだおとなしい。あの頭でっかちさ、結構面白いので好きな造形美だ。
5月22日 枚岡。神社のコロニーを見たら羽アリが少しいた。

巣口で様子をうかがうオスアリ。飛ぶ気配はなかった。

昨日飛んだと思われるクロオオアリの新女王の死がいに群がるキイロシリアゲ。

ベニボタルと思われるホタル。こんなのもいたんだね・・

キンバエの死骸にたかるキイロシリアゲ。こんなキイロシリアゲが割と今日は見られた。

クロオオアリのオスの死骸に来たアシナガアリ。オスは割とみられた・・

椋ヶ根橋付近で石をひっくりかえいしたらアズマオオズもコロニーの一部に当たった。女王は見つからなかった。

夕方まで粘ったがオオアリの飛行はなかった。クロクサアリの女王を見つけて1個体ケアリコロニーに導入した。
そして椋ヶ根橋でまさにアメイロケ!という女王を蟻道で採集した。
しかしよく見たらアメイロケではなく、ハヤシケであるっぽい・・
一向にはみはみしない。
結局、今年は飛行は逃したっぽい。
はぁ、せめてムネアカの女王1個体でも採集したかった・・
5月23日 キイロシリアゲでは最近蛹から次々と働きアリが羽化して、賑やかになってきた。

こんな色。とても淡い黄色で美しい。

石膏をバックにしたらこんな感じ。

蛹や幼虫の小山。まだもう少し羽化が続きそうだ。
このコロニーは一昨年の秋、譲り受けたが働きアリが1匹生まれたとき、その働きアリがゼリーで溺死して以来、卵しかない状態が続いて再起は難しいと思っていたが、何の拍子か復活。
小型種も大きく写してみたらそれなりに味があって面白い。
5月24日 クロヤマアリ。この種もほかの種類のように幼若個体が少なくなってなんだか大人しくなってしまった。しかし、産卵は停止しておらず、卵塊も大きくないが見られる。

件の女王。腹部の節は伸びていないが元気に走り回る。

育った幼虫を運ぶ働きアリ。

餌に入れたコオロギをさっそく巣部屋に持ち帰ろうとする働きアリ。
コオロギに変えて餌の食べ残しが少なくなっている。アリたちも味が変わって少しでもいいのでいい方向に向かってほしい。

そして今日は嬉しいことがあった。シロアリのコロニー2つで産卵を確認した。1つは2つ、もう1つは1個卵を確認した。写真に撮ろうとしたがうまく写らなかった・・
5月25日 アメイロアリではすべての女王が産卵を開始した。

卵を移動させようとする女王。

卵塊。大体どのコロニーでも10個から15個ほどの産卵が行われている。まだ孵化はしていない。
5月26日 クシケ。最近、コロニーに何というか活気が出てきたような感じがする。餌をコオロギにしてからぐっと良くなったのだが、これは単純に餌の嗜好なのか、ミールワームに飽きていたのかはよく分からない。

コロニーの一部。クシケの巣部屋が一番写真写りがいい。

幼虫を運ぶ働きアリ。今年初めに大分数を減らしてしまったが、このクシケアリというアリ、かなりタフだ。刺さなければ言うことなしなんだけど・・でも観察していて面白い。
5月27日 クサアリモドキ。だんだん卵が減っている。ということは最近は産卵していないのだろうか。

幼虫だけはたくさんいる。しかし、最近繭になる幼虫がいない。まさか、眠ってしまったのだろうか・・?
5月28日 ヨツボシオオアリ。順調である。

幼虫の様子。相変わらず、大量だ。

大型働きアリ。こうやってみたら腹部が大きくなって見ごたえがある。
5月29日 シベリアカタアリ。実はこの種類、好調なのか不調なのか、全く分からない展開になってきている。最初、このコロニーには多くの働きアリがいた。しかしえさ場に出てきては死んでいってえさ場には死がいが累々とある。
普通、こうなってはなかなか回復は難しいのだが、幼若個体の生産は勢いよく続き、死んだのと同じくらいの蛹や幼虫、卵の小山が出来ている。

山の中で蛹を運ぶ働きアリ。

コロニーの様子。これで全部というわけではない。
えさ場に出てきて死んだということはえさ場の汚れと関係があるのだろうか?
以前、クロヤマでえさ場にダニが発生したことがあった。蜜餌がこぼれてそれから発生したのだ。そうしたら急にえさ場にいる働きアリが減った。
コナダニはアリにはあまり害がないと思っているがどうなんだろう?ご意見お聞かせ願いたい次第である。
5月30日 再びシベリアカタアリ。昨日、えさ場を綺麗にしてコオロギの死骸を与えたら早速食べていた。

ミールワームの時はあまり意識しなかったが、シベリアカタアリもコオロギの方が好きなのだろうか。

ボケてしまったが、女王。見たところ産卵も順調のようで蛹が羽化したらまた賑やかになるだろう。
5月31日 ムネボソ。チューブにこもってしまって観察しづらくなってしまっている。

辛うじて撮れた写真。卵や幼虫が少ないように思うがチューブ内にアリが集まっているのでなかなか正確な数が分からない。
ただ、このアリもなかなかタフで働きアリや女王に死亡個体が採集して半年以上たつがほとんどいない。そういう意味では飼いやすい種類なのかもしれない。

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2010年5月の観察日記