2001年の観察日記
4月6日 学校にて植木鉢トラップでクロヤマアリの女王1匹と働きアリ30匹採集。
この時点で女王の腹部は大きかった。
4月9日 新しい環境にも早速馴染んでくれたようで卵を15〜20個生んでいた。いい感じ。
4月12日 卵が大体30個になった。
4月15日 女王の腹部が少し小さくなったようだが、夜には少し大きくなる。
卵は相変わらず30個前後。
4月16日 水不足なのか働き蟻が急に10匹ほど死んだ。女王も少し弱ったように思えたが
スポイトで水を緊急投入して持ち直した。学校の女王をとったコロニーから卵を
15個ほどパクった。
4月17日 懲りずにまた卵とアリを採集。2cmくらいのガガンボを与えた。
4月18日 トビケラの死体を与えてみた。昨日与えたガガンボは頭・胸・腹に分解されていた。
女王の腹部はしぼんでいた。働き蟻が卵のほうばかり世話するからだろうか?
4月19日 卵は30−40こありそうだ。
4月30日 久しぶりに覗いて見たら2齢幼虫が1匹、1齢幼虫が10匹ほどいた。
この日、シロアリの結婚飛行があったのでそれを採集し与えてみた。
5月16日 幼虫1匹が繭を作った。最近餌やりをサボったせいか卵や1齢幼虫ばかりであった。
学校でクロオオアリの女王アリ(右後翅が残っている)を採集
5月19日 繭が2個、後は全部小さな幼虫や卵ばかり。
クロオオアリは1日2個のペースで卵を産んで6個に増えていた
5月21日 クロオオアリの卵が11個に増えていた。砂糖を与えると腹部がはちきれそうに膨れた
5月23日 クロオオアリの卵16個。いい感じで増えている。
6月30日 暫く観察日記をつけるのをサボっていたら繭と卵少々になっていた。
7月7日 クロオオアリ、働きアリが生まれていて6匹いた。
7月8日 クロオオアリ働きアリ7匹。
7月25日 クロヤマアリは暑さのせいか調子が悪かったが涼しい応接間に入れたら回復の兆しがでてきて大きな幼虫数匹と小さな幼虫がたくさんいた。

クロオオアリは働きアリ10匹ちょっと。繭2つ、大きな幼虫1匹、卵&小さな幼虫15〜20個。
9月17日 入院していたが一時帰宅してみたらクロヤマアリは働き蟻が約20匹、卵も幼虫もなしという例年通りの最悪の展開に。繭が10個程度あるのが救い。

クロオオアリは働きアリは11匹、卵が2つほどあるのみ。やっぱり夏の暑さがこの調子悪い原因なのかなぁ?
12月29日 クロオオアリ、働きアリが増えることなく冬眠に入った。
12月30日

クロヤマアリの9月にあったの繭は結局余り羽化せずに数を数えたら20匹程度。※これがコロニー構成員の大半です・・・。
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