オフ会報告第7弾

検討体験:平成16年4月9日猪名川体験記3巻第3号33項
報告者:あにまりあ

 
1.体験の概要
 2006年4月9日、大阪府在住のあにまりあ(28)は大阪府池田市所在の猪名川河川敷において常連のkuroyagi氏、4年目氏とともにクロナガアリおよびそこに生息するアリの観察を行った。

 
2.体験の意義
 一年のうち、この時期しか飛ばないクロナガアリの飛行を観察しようとしてホームページの常連さんが集まって観察したことに本件の意義がある。

 
3.体験の内容・議論および考察
 阪急電鉄宝塚線池田駅に11時集合。駅に着くとkuroyagi氏がまっていた。4年目氏は通事情の都合で30分ほど遅れての到着となった。
 その後、昼食を買い込んで河川敷へ。
 黄砂がひどく、太陽がぼやけていたが心配された天気も何とか観察終了まで持ち、温度も上がった。
 河川敷で昼食をとり、その後観察開始。
 今回の調査でクロナガアリは思ったよりも狭い範囲に集中的に営巣していることがわかった。クロナガアリは活性が高く、そこら中で土や植物片を運んでいる姿が見られた(図1)。

 図1:活動しているクロナガアリの働きアリ
 巣口には多くのクロナガアリの働きアリがいた(図2)。

 図2:巣口のクロナガアリ。
 河川敷でねばってみたが、この日は羽アリの姿は見られなかった。温度は高いものの、湿度があまりなかったことが原因ではないかと思われた。
 他にも、kuroyagi氏が河原で転がっていた竹からウメマツオオアリを出したり、ケアリやトビイロシワアリがクロヤマアリがそこらを歩き回っているのを確認した。
 しかし、どのアリも凄く高密度で生息しているわけではなかった。この現象の原因はよくわからない。
 あにまりあ氏は睡眠不足だったので、とても眠かったことを付記しておく。


 
4.謝辞
 遠路をおして参加くださったkuroyagi氏と4年目氏にお礼申し上げる。

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