あにまりあの徒然日記S.S(2006・9月)
9月1日(金) 「生きている」

唐突だが、読者の皆さんに問いたい。皆さんはどういうとき、「生きている」と実感するだろうか。
美味しいものを食べたとき?それとも痛みを感じたとき?
私は少し変わったときに「生きてるんだなぁ」と感じる。
それは爪もしくは髪が伸びて鬱陶しくなったときである。
特に、髪は伸びて「頭が重たく」なったときに実感する。
なぜか。
それは二つとも死ねば伸びないものだからである。
要するに爪や髪が「鬱陶しい」と感じる、その感情こそが生きているという実感と連動してるのだ。
自分でも、変わった感じ方だなぁと思ってるのだが。
9月2日(土) 「光」

私は実はネット環境は高速ではない。モバイル用のPHSカードモデムで、速度は115.2kbpsとのことだ。
普通では、なんら問題ないのだが、動画やフラッシュの大きなファイルサイズのものを落としたりみようとしたりしようとしたらとたんにパワー不足が露呈する。
調べたら、今より月1500円ほど高くなるが光インターネットに乗り換えようかと思っている。
その時は家の中で無線LANを組んで、家の中ならどこでも高速インターネットができるように・・と思っているのだが、問題というか知らないので手を出せない部分が二つ。
一つは電話回線を触るのかということ。我が家は商売をしてるので、電話が通じなくなったり、通じにくくなるようではダメ。いまいち光の工事がどういうものかよくわかっていない。
もう一つは無線LANは光にも対応可能かということ。
実は私は無線LANをつい最近まで縁のないものと決め付け、軽視していたので、知識が皆無に近い。
しかしこれらと経済的問題が解決したら乗り換える可能性は大いにありえる。
9月3日(日) 「幕の内弁当」

今日、祖父の25回忌があった。よく考えたら祖父が亡くなったとき、私はまだ幼稚園だった。
それから25年、私もすっかり成長した。そう考えたら25年というのは結構な時間のようである。
さて、お坊さんのお経が終わって親戚一同で会食、になったのだが、そこで出てきたのがこのお弁当。
私はこの幕の内弁当がよく葬式や法事のときに出てくるので一時期「葬式弁当」と揶揄したことがあるのだが、これが実に美味しい。
私はどちらかというと煮物とかお刺身とか言う和食系の料理がすきなのだが、このお弁当はまさに和食の典型。おなかにあまりたまらないので、よく食べられるのだ。
今日もしこたまいただいてきた。あー、美味しかった。
9月4日(月) 「消えた虫の声」

9月に入り、各所で虫の声が聞かれるようになった。
ところが、である。
私の家のそばでは一向に何も鳴かない。
普通ならお盆過ぎ頃からコオロギがやかましいくらい鳴くのだが、今年は全くいない。
一昨年、家のそばで家を一軒新築したのだが、それが影響してるのあろうか?
しかしそれなら去年から鳴かないのだと思うのだが、去年は鳴いていて今年は皆無。
正直気味が悪い。
9月5日(火) 「意地」

告白したら、実はこの徒然日記S.Sは今、少々意地になって毎日つけてる部分がある。
以前、つけたりつけなかったりしたら、グダグダになってしまって正直やってるという実感が乏しく、廃止しようかと何回か考えたこともあった。
しかし、元理系人間(と自分では思っているが直感で動くことも多いので実際はどうかわからないが)の割には国語が好きで数学が嫌いという風変わりな私としては、何かを書くというのが結構好きなので、廃止は思いとどまった。
そこで、この際だから、何かの事情でつけられなくなるまでつけ続けてみようかと思ったのだ。
どれほどまでつけ続けられるかは正直わからない部分だが、やれるだけやってみようかと思ったのだ。
9月6日(水) 「半袖半ズボン」

私の夏の家での定番ファッション。
今の私からは想像できないかもしれないが、大学のときまで私は家でもいつでも外に出られるような服装、すなわちカッターシャツを着て長ズボンをはいていた。
一昨年くらいだったと思うが、試しに半ズボンをはいてみたら凄く気持ち良い。足元がスースーするのは最初は戸惑ったが慣れたらなんでもなくなった。
カッターシャツを脱いでTシャツだけで過ごすのも同じようなものだった。
私はこれを「自分の規制緩和」の一環だと思うのだが、この規制緩和と規制についてはまたどこかで項を改めて書くことにしよう。
9月7日(木) 「酷使」

私のメインマシンは結構酷使してるのではなかろうかと思う。
年中、365日キーボードは叩くし、マウスパッドも去年一回故障したくらいだ。
使い続けてるので、メインマシンのキーボードの文字はかすれてるものもあるくらいだ。
しかし、6年前、HPを始めて作ったときにはここまでパソコンにのめりこむとは露とも思わなかったのだが・・
9月8日(金) 「消えた球根」

去年の10月にリコリスという彼岸花の球根を買って植えたことは去年10月の徒然日記で書いたように思う。
今年の初めまで、10センチほどの葉が出ているのを確認していた。
5月にこれがドクダミで覆われてしまい、枯れそうだったので、植木鉢に植え替えた。
そうして、ようやく花が咲いた。
ところが、である。
咲いたのは全然植えた覚えがない、白い花。水仙のような花でそういえば植えた近辺に元から植わっていた気がする。
しかし、だとしたら彼岸花の球根6個はどこに消えたのだろうか?陰になった部分で腐ってしまったのだろうか?
9月9日(土) 「悪癖(あくへき)」

私には、悪い癖がある。
それは「何でも一回でどばっとやってしまおうと思う」ことである。
私は、昔から少しずつコツコツやっていくのが好きだった。
しかし、ここ数年、一回で大量に作業をこなす快感を覚えてしまって、あまり少しずつコツコツとしなくなってしまった。
それの何が悪いのかというと、いつも「一気にやってしまおう」と思うあまり、その作業量にしり込みしてしまい、結果何も出来ないということが多々ある。
例を一つ。
今、掲示板2(雑談用掲示板のこと)のアイコンを増やそうと思っている。このアイコンは、このまえ本棚から出てきた古い素材集に入っていたもので、アイコンがかなりある。
まぁ、使えないアイコンもあるのだが、それでもかなりの量だ。
それを増やそうとしてるのだが・・現段階ではチューリップのアイコンを3つ増やしただけ。
気分が乗れば、こんなのすぐに出来ると思って結果、何もしていない。
本当に悪癖だ。
9月10日(日) 「雨のち晴れ」

午前中、蒸し暑かったが、昼から激しい雨が降りその後急に涼しくなった。
思えば8月の終わり頃から夜にクーラーなしですごせる日が増えてきたように思う。
天気予報を見たら、明日から一週間は秋雨が続くそうで、気分も陰鬱だ。
早く秋晴れが続くようになって欲しいと思っている。
9月11日(月) 「5年」

今日でアメリカのテロから5年が経過した。
いつかの日記帳に関する項目で触れたことがあるように思うが、このテロが起きたとき、私は某国立病院に入院していた。朝、テレビが騒々しいので見てみたら飛行機がビルに突っ込んでいく光景であった。
父ではないが、最初映画のワンシーンかと思ったほど、現実離れしていた。
その当時、大学のクラブの後輩がハワイにいて、飛行機が飛ばなくなって苦労したというのは後日聞いた話だ。
このテロの話を聞くと、私はいつも入院の記憶とともに思い出す。
あれから5年・・早いような、短いような・・
9月12日(火) 「お金の使い方」

お金を使うのは、どうしてこんなに心地いいのだろうか。
欲しいものがあるときにそれを購入するときに使うお金は実に心地良い。
私も無論お金を使うほうに心地良さを見出すほうである。
そんなことだから、中々お金がたまらないというのはまた事実なのだが・・
しかし、使ってすぐにその心地よさはなくなってしまい、更なる心地よさを求め始める。
中々うまく行かないものだ。
9月13日(水) 「雨の一日」

一日雨が降り続き肌寒い一日だった。今年は夏の暑い期間が8月しかなかったように思えてしまう。
7月は梅雨の雨が降り続いたし、9月に入るとすぐに秋雨の時期に入り、曇りや雨ばかり。
少し時間があるので、カマキリを採集しに行きたいのだが、こんな天気ではどこにも出かけられない。
かくして、欲求不満のまま、日々をすごすことになっているのだ。
9月14日(木) 「一ヶ月」

何とか、一ヶ月このコラムを書きとおすことが出来た。
先日書いたが、私は今少々意地になってここを書いている。
ネタの枯渇は結構早くに訪れてるのだが、何とかひねり出して書いているのだ。
ならば止めようか、という話にもなるのだが、後々ここを読み返したときに、コラムがたくさんあるというのは読む上で結構楽しく、それを思って書き連ねてるのだ。
9月15日(金) 「小説「若かったときの思い出」」

私がまだ健やかだった2000年の夏に書いた自伝小説。これについてはかつてどこかで書いた記憶がある。皆様には私という人物の精神的変化がどうなっていったかについて結構詳細に描写したのが受けたようで割と好評だった。
執筆から6年、私はますます女性不信になっていき、ラストで描いたように結婚に魅力を全然感じない人になっていった。
そういう意味では、あの小説は予言小説だともいえるのかもしれない。
9月16日(土) 「何も考えないこと」

何も考えないことは、どうしてこんなに快感なのだろうか。
最近まで、私は何も考えないことが常習化するのが怖くて、何かしら考えてばかりいた。
ところが、不安や怒りといったものは考えたら泥沼にはまってしまう。
そう言うときは、考えるのを「意図的にストップさせる」。
そうしたら、だいぶ心穏やかにすごせるのだ。
ただ、年を取ってこれだとすぐにぼけてしまいそうではあるのだが。
9月17日(日) 「かなしみのうた」

どうして あのひとをすきになってしまったんだろう
どうしてれんあいなんぞに みをやつしてしまったんだろう
えられたのは ほんのみじかいあいだの きぶんのこうよう
そしてそのごの つきることのないくるしみと つのるじょせいふしん
どうして わたくしは あのひとの 1ばんに なれなかったんだろう
どうして あのひとは いったんでーとのやくそくをうけながら きゅうにほごにしたんだろう
ばりぞうごんをなげかけたい、ののしってやりたい
でもそんなことをして あのひとをかなしませたら じぶんがいちばんきずつくから
わたくしはいつまでも あのひとへの とどかぬおもいとともに いきつつづける
9月18日(月) 「修理の目論見」

実は、私は10月末にメインマシンを修理に出そうと思っている。
直して貰うのは、もちろんテレビ。
1月に技術者が来て見てもらったのだが、ブースターをつけても一向に改善が見られない。
面白いのは民放のうち、Uチャンネルというものは割りと映ること。
NHKは殆ど映らない。青い画面にしかならないのだ。
テレビ受像機が悪いのは明らかだ。
今度は修理されずに返されたら怒ってやろう。
9月19日(火) 「今年も・・」

今年もカマキリは採集に行けそうにない。
先週の土曜日、掲示板2にまれに姿を現すのび(馬鈴薯)氏と友人が大学に遊びに行っていたらしい。
送られた写真を見たら、しっかりとハラビロカマキリが写っていた。
なぜ行かなかったのか。実はのび氏は広島にいるのだが、まさかこんな時期に帰ってくるとは予想せず、その日は携帯を2階に置いたまま1階でビデオを見ていた。
マナーモードだから音もでず・・気がついたらもう日が暮れていた。
そんなわけで今年はカマキリ採集の千載一遇の好機を逃してしまったのだ。
9月20日(水) 「光通信と無線LAN」

このまえ、光でLANを組もうかと思うと書いたのだが、その件に関して先日、友人から助言をいただいた。
いわく、無線LANだと光の高速性を発揮できないということであった。ADSLにしたら?というのが、彼の助言だった。
正直、私は別に高速インターネットにする必要性があまりなく、電器店で光通信のパンフレットを見たから、熱が高まっただけなのだ。
というわけで、私の低速回線とはもう少し縁が続きそうだ。
9月21日(木) 「リコリスアゲイン」

リコリスとは彼岸花のことであると(厳密には違うかもしれないが)去年秋に書いたように思う。
そして先日、植え替えたものが全く違っていたと書いたのだが、どういうわけかこの一週間ほどで、急速に塔が立ち、球根を6個植えたのだが、5本、つぼみが出てる。
もう一週間以内に咲くであろう。
しかし、この前まで葉は全然なく、腐り果てたと思っていたのだが、葉は花の後に出てくるのだろうか?
ますますこの花の生態がわからなくなった。
9月22日(金) 「ウイルスバスター2007」

今日、リリースされた。
早速ダウンロードしてみているのだが、ファイルサイズが実に巨大!
ウイルスバスター2006が60メガくらいだったのだが、今回はそれを上回る70メガもある。
私の回線は低速な上に、5時間経つと自動的に切れてしまうので、リゲットでも使わないと近い将来ダウンロードできなくなってしまうのではないかと危惧している。
9月23日(土) 「何気ない日々」

普段の何気ない日々が、実はとても貴重でかけがいのないものだということをどれほどのひとが気がついているのだろうか。
私は5年ほど病気をしていたので、その間病気になる前、すなわち大学時代のことをよく思い出して郷愁に浸っていた。
あの時は良かった、あの時ああしていれば・・等等。
しかし、どれだけ郷愁に浸っても全く現実は変わらなかった。当たり前だが。
そうしている間に私は気がついた。
何だかんだといいつつも今も「何気ない日々」、後から振り返るとかけがいのない時間になってるのではないだろうか、と。
そう思うと私は今の時間を大切に思うようになったのだ。
9月24日(日) 「わき腹」

最近、ベッドの上で胡坐をかいて座っていたら右わき腹が痛むことがある。
といってもどこかが悪いというわけではなく、単純に姿勢が悪いために筋肉に変な力が入ってるのだ。
ベッドに少し横になれば回復する。
しかし、実にうっとうしいことこの上ない。
直し方も、普段の姿勢なので中々直らない。困った・・
9月25日(月) 「肌寒い」

最近、朝晩はめっきり冷え込むようになった。
昨日から、家にいるときは靴下を着用するようになった。そうしないと脚が冷えてしまうから。
寝るときも部屋の窓は閉めて眠るようになった。
もう2,3週間もしたら半袖とはおさらばかと思うと少し寂しい。
というのも今年の夏は8月だけしかなかったようなものだから。
昔ほど、暑いのは好きではなくなったが、やはり暑いときには暑くないと変な気分だ。
9月26日(火) 「慢性化」

いかんいかん、ここは慢性的なネタ不足に陥ってしまった。
以前はここを考える時間が少しあったのだが、最近は忙しくて考える余裕すらない。
結果場当たり的なコラムしかかけないというのは私としては凄く歯がゆい。
9月27日(水) 「もうすぐ・・」

もうすぐ、この徒然日記が始まって2年になる。
この2年、色々あったがこうやって健康に生き延びているというのは以前の私からしたらなんだか不思議な気分だ。
ちなみに、ホームページ設立6周年記念日も殆ど同時期にある。
お祭り好きの私としては何か企画したいのだが、結構やることはやったという感があって中々ネタが思い浮かばない。
何か所望の企画があれば前向きに考えるつもりなので、ぜひとも企画提案を願いたい。
9月28日(木) 「企画・・」

もうすぐ、HP6周年なのであるが、今のところ何か企画をしようという考えはない。
本当はやりたいのだが、ネタがないのだ。
まぁ、何だかんだといいつつも結局ネタが思いつかず何もしないというのは最近の流れなのだが・・
うーん、昨日と同じようなことかいてるなぁ。
9月29日(金) 「ホクロ」

実は私には最近、気になることがある。
左目の下、頬骨の上の皮膚にホクロができてるのだが、これがどうも不気味だ。
境目がはっきりしないホクロの中には皮膚がんになるものがあるというのだがこのホクロ、境目がはっきりしない。その上、大きくなっているようなのだ。
ガンじゃないとは思うが、もし万一ガンだったら・・と思うと、苦痛のことが思い出されて怖い。
しかし私は頑固に皮膚科には行かず、ただ座視しているだけなのだ。
9月30日(土) 「久々」

パチンコに行ってきた。
打ったのは「大海物語」。数ある「海物語」の一つである。
打ってみたら、なんと2000円目で777の大当たり。びっくりした。
しかし、途中で玉が詰まったのか打てなくなり、店員を呼ぶ羽目に。その間にラウンドが2回ほど無駄になってしまった。
その後、3連荘してほくほくしていたら・・
おつりが出てこない。
1万円入れて8千円を出そうとしたのだが、機械の下のほうの数字が消えている。
どうもカードで出されてしまったようで、カードのことなんて知らなかった私はそれを隣の人に指摘されたがなんと「私のではない」といってしまい、その指摘した方は前に打っていた人のかと思い、そちらに持っていったとの事。
当然もう店内にはその提供を受けた人の姿はなかった。
前に勝ったのがいつか想いだせないほど久々に勝ったのはいいが、非常に後味が悪かった。

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