2017年11月の観察日記

11月4日 暖かい日だったが、私用があったので山に出かけることが出来なかった。
良く考えたら、週末に天気が良かったのは枚岡で秋のアリの飛行に遭遇して以来だった気がする。
もう、朝夕が涼しいを通り越して肌寒くなってきた。
フィールドは終わりかもしれないと思うと、10月の飛行日に遭遇できたのは大きかった。
11月8日 そろそろクロナガアリに火を入れることを考える時期になった。
週末辺りに気温が下がるようなのでその辺りになるだろうか。
恒温機に火を入れるとどうしても乾燥気味になる。
乾燥させないように気を遣う。
そういえば、初期の頃クロナガアリに火を入れることを知らなかった。
幼虫が育たず何故かと思っていたらクロナガの幼虫は寒すぎるとダメと教えてもらってパネルヒーターでの簡易恒温室を作るに至った。
クロナガのことを考えていると、そんなことも思い出した。 
11月19日 クロナガアリに火を入れた。
火を入れて暫くするとアリたちの動きが目に見えて活発になった。
冬の時期、温めるのは今ではクロナガだけだ。
この「恒温機」、乾燥しやすいのが欠点だが冬場でも動いてくれるのは有難い。 
11月27日 寒くなるばかりの日々。
クロナガは元気だがそれ以外は越冬モードで動きもない時期になってしまった。

久々のクロヤマアリ。
女王は元気だ。
これは今年採集した女王。
腹部が大きいのは栄養をため込んでいるのだろうか。 

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