4月1日 ウメマツオオアリはいつの間にか産卵が始まっていたようで透明の卵がたくさん見られるようになった。
ウメマツオオアリは女王のいる場所がやや不透明になっていて観察しづらく、それが卵の発見を遅らせた。
とにかく、これで常温組もミカド以外は産卵を始めた。
4月2日 晴れて暖かい1日だった。
そこで、ハヤシクロヤマアリを求めて枚岡公園。

クサアリがそれほど多くないが歩いていた。

ハヤシクロヤマアリは日当たりのいい場所を中心に巣穴を広げていて活発に動き回っていた。

別の巣穴。クロヤマアリよりやや大型で腹部の色つやがクロヤマアリと少し違う。

少し斜面を崩してみると、アミメアリが出てきた。

去年の夏、ムネボソを採集した付近で石をひっくり返すとまたムネボソ。女王も見つかったが採集はしなかった。

椋ヶ根橋付近で枝折りをしたら「ハリブト魔界」に遭遇。女王は出なかった。
公園事務所付近で石をひっくり返すとトビシワの小コロニーが出た。
女王が1匹いたので採集した。

さて、本日の目標だったハヤシ。斜面崩しでは女王は出なかった。
そこで道すがら石をひっくり返すと2つほど大きなコロニーに当たった。
特に最後に当たったものは少し大きなコンクリート片だったこともあるだろうがかなりの数のハヤシ働きアリがいた。しかし、女王はいなかった・・
とりあえずこの場所はまた来週以降に再訪して女王ゲットに挑みたい。
4月3日 クサアリモドキ。なんと働きアリが1匹だが羽化しているではないか!

補正してるので少し実際の色より暗くなっているが今季のクサアリモドキ働きアリ第1号だ。

もう1枚。正直、あまりに蛹食い傾向が続いていたので羽化したことにびっくりした。
今、蛹はない。しかし越冬後に産まれた卵から小さな幼虫が孵化しているし、卵塊も大きくはならないが現状維持の大きさなのでそれなりに産卵はしているようだ。
4月4日 実はこの前枚岡で石の下にアメイロアリのコロニーがあったのだが、やけに働きアリ全ての色が赤いのだ。
同じようなことがアシナガアリのコロニーでもあった。
このアシナガアリのコロニーは成熟コロニーのものよりやや体が小さいのだがそのためか体型もやや丸みを帯びているように感じられ、これまた体色が少し赤っぽかった。
同定しようとも思ったが細かいところは顕微鏡が必要。
しかし私の手元にはそれがない。
とりあえず顕微鏡を入手しないと・・
4月5日 高野山ケアリ。
卵はそれなりに産んでいるのだが、幼虫が育たない。
孵化してすぐの段階で死んでいるようで一向に進まない。
肉餌もそれなりに食べているし、産卵は続いているのでまだ絶望的ではないが、何だか気持ちが悪い。
4月6日 クサアリモドキ。小さな幼虫の写真を中心に写してみた。

こんな大きさの幼虫がいる。画面外に少数いるがメインはこれくらい。

卵塊を世話してる働きアリ。大体この大きさのまま維持しているので産卵は続いてるようだ。
産卵数が増えないのは働きアリが現在、それほど多くないという事から来てると見ている。だから、働きアリが次々生まれてきたらそれだけ女王や幼虫に回る「手」も増え、結果産卵数も増えるとみている。とりあえず、今は働きアリを増やすこと。これだけだ。
4月7日 ヨツボシオオアリは今のところ順調だ。

大型の幼虫を世話している働きアリ。かなり大型の働きアリも生まれているようで腹部の紋が薄い大型働きアリを見るときもある。

蛹置き場の一部。蛹が圧倒的に多く、今は幼虫や卵は少ない。

コオロギを襲う働きアリ。こういう場合、たいてい大型働きアリが先陣を切って噛みついているように思える。


昨日のクサアリモドキの補足。女王を写していなかった。

壁面を登ろうとしている女王。それに纏わりつく働きアリ。腹部も一時期より大きくなっている。

もう1枚。クサアリモドキって女王の体格の良さに改めて驚かされる。
4月8日 クシケ。餌をコオロギにしてから明らかに活性が上がった。幾つか写真を写した。

蛹の塊。一時期はローチをあまり食べてくれなくて心配したが今は蛹が増えた。

卵塊と羽化したばかりの働きアリ。卵の数はそれほど多くないが安定感はある。

成長した幼虫と働きアリ。クシケって越冬幼虫と活動時期の幼虫は形が違うように思うが、気のせいだろうか。

特に意味もなく、働きアリを大写しにしてみた。

女王。2匹とも元気だ。
4月9日 去年の秋、河内長野のイタドリから採ったミカド。産卵が始まっている。

ぼけてしまったが幼虫の一群。
卵は映らなかった・・

女王。この女王、実は変わった「個性」がある。
非常に憶病なのだ。
餌交換の時にふたを開けるが、すぐに容器から脱走する。
そーっとふたを開けないとパニックを起こすのだ。
ちなみに働きアリはそれほどパニックにならない。
もう少し働きアリが増えたら餌場を増設できるのでこれまた増やすことが第一目標だ。
4月10日 今日、餌を交換するときに各コロニーの様子を見たら3コロニーで女王が死んでいた。
一昨年、採集したクロオオアリの女王。
3年前採集してQ2実験を行ったアシナガアリ女王。
去年コロニー採集したハリブトシリアゲアリの女王。
働きアリは元気だが女王がひっくり返っていた。
3つには共通点がある。
それは今年になって全く産卵していなかったという事だ。
産卵を続行し続けるという事は案外女王の生存において重要なウェイトを占めているのかもしれない。
4月11日 アメイロアリ。おおむね順調で働きアリが増えてきている。

今日は珍しく壁面に多くいたのでそれを写してみた。女王と働きアリ。

働きアリ。お腹がパンパンだ。

成虫の群れに紛れてなかなか写らなかったが卵が見える。実際はもっとたくさんある。

蛹を運ぶ働きアリ。アメイロアリは繭を作らず裸蛹だ。
4月12日 枚岡で採集したトビシワ。採集してからしばらく産卵が見られず、安定にかけるという印象があったので様子を見ていたが産卵が確認できたのでここの登場メンバーに入れることにした。

働きアリと女王。採集した時に入った土を餌場においていたら巣部屋にも幾ばくか運び込んでいる。

幼虫を世話する働きアリ。幼虫の数はそれほど多くないがこの写真の撮影時は蓋を開けて暫く経ったので散逸している。

女王。全体的に少しぼけ気味だがお腹が大きいのは確認いただけると思う。
まだ本格産卵というには少し早いように思うがこの分だと大丈夫だろう。
4月13日 去年の夏、新女王から立ち上げたアシナガアリコロニー。急速とは言わないが少しずつ勢力拡大中である。

蛹を咥えた女王。少しわかり辛いがお腹はボンレス状態だ。

蛹と前蛹。ミールワームで維持している。各ステージのものが多くはないが存在してるのでまぁ、湿度にさえ気を付けたら大丈夫だろう。
4月14日 最近、登場機会が多いクサアリモドキ。実は見た目的に復調の兆しが感じられるのだ。

働きアリ・・なのだが、実際はその奥にある蛹を写したかった。この蛹は他の働きアリよりずっと大きな蛹なのだ。この蛹は越冬幼虫からのもので、長い間前蛹で止まっていたのでもうここで食われると思っていたが予想外に蛹化してかなり大きな蛹になった。
まだ羽化までは気が抜けないが面白い展開だ。

女王。働きアリに囲まれているがツヤツヤ。そしてこの女王、最近腹部が大きくなってきたのだ。

かなり局所的な画像だが腹部のアップ。これくらいの大きさは多分クサアリモドキの女王の最大に膨らんだ状態かと思う。

といっても、産卵が凄い量で行われているかというとそうでもなく、卵の量はそれほどでもない。

そして、幼虫群。蛹になりそうな大きなものはまだいないが多分今年産卵されたものが孵化したと思う。コオロギやローチはあまり食べず、ミールワームをよく食べている。
時折、ミールワームの殻を巣部屋の幼虫のすぐそばにおいていることがあるがそれは肉餌不足のシグナルとみて少しそういう時は多めにミールワームを入れている。
4月15日 久しく紹介していなかったムネボソ。去年の夏に枚岡で石の下からコロニー採集したものだ。
あまりに変化がなく卵幼虫蛹はあるのに生育はゆっくりで増えてるのか分からないほどで最近取り上げていない。今日は写真を撮ってみて様子を見ていく。

幼虫の世話をする働きアリ。横に卵も見える。

蛹。脚部から色がついている。こんな風に色がつくんだね。

働きアリ。下に卵と成長した幼虫が見える。幼虫は色つやもよく栄養状態は悪くないようだ。

女王(数匹いるうちの一匹)。こうやって見たら大きくがっしりしてるように見えるがトビシワの女王よりも小さい。産卵数も見た感じではそれほど多くないように思える。ムネボソは何回もコロニーを暴いたがどれもそれほど構成員の数が数が多くない。コロニー規模はそれほど大きくならないのかもしれない。

卵と幼虫のアップ。
この前、枚岡に上った時、去年のこの種のコロニーのあった石がそのままあったのでまたひっくり返したら同種と思われるムネボソがまた住み着いていた。多分このコロニーは一つのコロニーの一部を採集したのでそこに住みついていたのだろう。観察しただけで戻しておいた。
4月16日 つい一昨日、紹介したクサアリモドキの大きな蛹だが、今日観察したら頭部が食われていた。
今年はどうもこのパターンだ。
幼虫が成長しないのではなく、蛹になると食われてしまうのだ。
肉餌に関してはかなり気を付けているつもりだが、それでもまだ不足してるのだろうか。
幼虫はたくさんいるがどうも卵幼虫蛹成虫と全ステージそろった段階になかなかなってくれない。
クサアリモドキコロニーはどうもミールワームがお好きなようで、採集してからずっとコオロギはあまり食べなかった。ローチもほとんど同じ。
コオロギやローチは(殻が柔らかいという意味で)肉の塊のようなものなのでそれを食べてくれたら・・とは思う。

さて、前置きが長くなったが今日はコロニー採集したアシナガアリ。
越冬幼虫は一通り羽化してその後世代が今幼虫になっている。
そして女王がまたかなりの数の産卵を始めている。

容器天井にいた働きアリが卵塊を咥えていた。こんな卵塊が何個もある。そしてどうもアシナガアリは地べたに卵塊を置くのが好みではないらしく、たいてい壁面もしくは天井にいる働きアリが顎で咥えられる量の卵を咥えているような感じだ。

少しくらい画像になったがこのコロニーの女王。腹部が大きい。これは多分卵巣発達により膨らんでいるとみている。
4月17日 先々週よりは少し暖かみに欠ける天候ではあったが枚岡公園へハヤシクロヤマ探し。
ハヤシクロヤマアリはかなり活発に活動を開始していてそこかしこで餌を運んでいる姿を見ることができた。

赤っぽい青虫の死骸を運ぶハヤシクロヤマアリの働きアリ。

そうしてハイキングコースを登っていくと、ちょうどいい感じの石があった。直径約20センチくらいの丸っこい石だ。めくれそうだったのでめくった。
すると、いた!夥しいハヤシクロヤマアリが石の裏にいたのだ。
しかし、ハヤシクロヤマはここからもう1段階あるのだ。
そう、女王がいない場合も結構ある。先々週はまさにそれだった。
そうして血眼になって探すといたのだ。
土に潜り込もうとしているが穴がなくて少し途方に暮れたように立ち止まっている女王!
周囲はハイキングコースなので好奇の視線は感じるがそんなの関係なく女王を回収。
そして働きアリもギ酸でむせながらも吸えるだけ吸った。
そうして先々週の石も見てきた。
ここも働きアリがかなりいたがこちらは女王はいなかった。
帰宅後、容器に移し替える。
ギ酸中毒が心配だったが大丈夫だった。

件の女王。腹部がパンパン。採集した時、卵を持つ働きアリがいたが採集し損ねてしまった。

横から。やっぱりクロヤマアリとは腹部の色の感じが違い、やや大きい印象だ。
ちなみに、ハヤシクロヤマアリは多雌であるというが今回見つけたのはこの女王1匹だけだった。

また、山道を降りている途中、クサアリの大きなコロニーがある場所があったので幾つか写真を撮った。

少しわかり辛いが、クサアリの巣の入り口だ。常時働きアリが出入りしていた。

入り口から少し離れたところ。この数を見て思わず「クサアリ帝国」という言葉が思いついてしまった。これだけの数の働きアリがたった1匹の女王から産みだされているのはやっぱり凄い。
4月18日 ヤマクロヤマアリ。羽化が始まっている。

羽化したての働きアリ。これでどんどん増勢・・というわけにもいかないようだ。
卵が見られなくなってしまった。
小さな幼虫と大きな幼虫蛹少々。
このヤマクロヤマアリはどうもシーズン最初に肉餌をあまり食べてくれない感じがある。
普通にミールワームを与えているがローチを与えてみたりしていろいろ試したがどうもうまく行ってくれない。
袋小路だ・・
4月19日 トビシワ。とても面白いものが見られる。

ご覧のとおり、巨大幼虫、すなわちメスの羽アリの幼虫だ。このコロニーは小さく働きアリが50ほどしかいないのだがそれでもこんなものを生産してきた。
餌としてコオロギを1匹与えているのだがどうもこの「大きな肉の塊」の効果だろうか。

ちなみに働きアリになると思われる幼虫はこんな感じである。大きさが全然違う。

女王。産卵も一気呵成ではないが少しずつ産んでいる。
4月20日 今日はとても面白いものに気が付いたので紹介したい。

見かけはなんてことないケアリワーカーだ。何が面白いのかと言えばこれがいるコロニーがクサアリモドキのコロニーなのだ。
クサアリモドキのコロニーには女王がコロニー創設時に繭を放り込んだのだが、それ以来ケアリの導入は一切行っていない。
2009年の長野でケアリの繭を採集したがあれはアメイロケに入れたはずなのでケアリ導入時に幼虫が入っていてそこから羽化したとしても・・3年近く生きている計算になる。
ケアリワーカーが3年・・しかもクサアリモドキという別種に周りを囲まれながら1匹細々と生きていることに感動すら覚える。
てっきりケアリワーカーはいなくなったと思っていたので驚いたのだった。
4月21日 凄く久々のシベリアカタアリ。働きアリが20匹ほどになってしまったが卵幼虫蛹は各ステージ存在しているし、女王も健在だ。

幼若個体の世話をする働きアリ。
このアリの飼育はそれほど難しくはないと思う。ただ1点を除いて。
それはかなり清潔な環境にしておかないとすぐに働きアリが死ぬ傾向があるように思う。
コナダニも他のアリなら問題ない発生量でも死亡個体が出るし、暑い時期はゼリーを与えた後放置しておくとカビが発生する。
この種類はかなり清潔度に気を配ってやる必要があるみたいなのだ。
勿論、一回、このコロニーを飼育しただけしか経験値のない私の私見だが。
4月22日 ムネアカ。働きアリが羽化を始めた。

数日前に羽化した働きアリ。色が淡い。

卵塊。幼虫がどんどん育っていたころ、産卵が止まっていたが少し前からまた産みはじめた。

羽化間もない働きアリ。上に出てきた働きアリも最初こんな体型で羽化に失敗したと思っていたが無事だった。たぶん大丈夫だろう。

女王。お腹は大きい。これでミールワームだけでなく、コオロギもどかどか食ってくれたら一気に産卵数が増えそうだがどうもコオロギの食いが悪い。
4月23日 クシケ。最近いい感じでサイクルが回ってきている。

女王。2匹ともお腹がボンレスなのだ。

蛹置き場。蛹も数が増えてきていて色の淡いものから濃いものまで一通り揃っている。

幼虫を運ぶ働きアリ。

卵塊。こんなのが数個ある。
クシケはゼリーよりメイプルの水割りの方がよく飲んでいるように思える。
また肉餌も表皮の柔らかいコオロギが一番受けがいいが比較的なんでもよく食べてくれるし、結構タフなアリだと思う。
4月24日 晴れた。昨日の雨があったのでクロナガの様子を見に行こうかと思ったが今日は気温が低く、風邪も肌寒かったので枚岡公園に行った。
目標は先週のハヤシクロヤマコロニーから採集し損ねた個体の回収である。
要はまた石をめくってそこにいる働きアリを採集して増勢を図ろうという狙いだ。

採集はうまく行った。先週ほどではないが働きアリが石裏にいてそれをタッパーに落とした。また、そこから漏れた地表のものは吸虫管で吸った。
その時、吸い口にアリがついていて舌の根っこに噛みつかれたりしたが(それほど痛くはなかったが実に不愉快だった)まぁ、そこそこ回収できた。

日向ぼっこしているクロオオアリの働きアリ。クロオオアリもだいぶ目につくようになってきた。
もう2,3週間もしたらこの種類の女王が飛び出す季節に入る。

椋ヶ根橋で枝折りをしていたらヒメアリが出た。これは多分キイロヒメアリではないかと思う。女王がいたがどうも写りが悪く辛うじて写っていたのが左上に腹部だけのこの写真だった・・

テントウムシ。どうもシロホシテントウに似ていると思うが自信はない。

枚岡ではクロナガアリがどの程度飛んだのか、あるいはまだ飛んでいないのかよく分からないがクロナガアリの巣を見ていたらメスの羽アリが入り口に一瞬姿を見せた。
少なくとも残存個体はいるようだ。

コアオハナムグリ。私は昔、この虫が大好きだった。色と模様がとても好きだったのだ。

センチコガネ。この種類も大体今頃から目につくようになる。

さて、話を戻して枝折りをしていた時のこと。
ウメマツオオアリが出た。しかもちゃんと朽木の中に巣くっていた。
朽木をほぐすのに苦労したが女王は出なかった。
それでも、何か面白いもの(特にヒラズは出たら面白いと思った)を探してしばし枝折りをしていると見たことのないアリが出てきた。

最初、このアリが何なのか全く分からなかった。
地中に巣を作るとかいうミツバ系かとも思ったし、大きさ的にヒメアリ系も思ったがどうも形が微妙に違う。
直径5ミリちょっとの湿っているが割としっかりした硬さを残している枝にコロニーがあった。
感触的に女王はいると思ったので折っていくと女王は出た。
しかし正体不明だったので持ち帰った。
調べたらどうもコヌカアリらしい。
採集した時はもう少し大きいと思ったけど・・小さいね・・女王は採集した時に紛れ込んだ枝の間隙かに潜ったようで姿は見えなかった。
まぁ、採集したのは確認済みなので当面様子見だ。
4月25日 昨日、採集したコヌカアリ。
小皿にメイプルを少し与えた。よく飲んでいた。
ところが、皿のメイプルを盛っていない部分に働きアリが大挙して集まった。
幼虫も結構運び込んでいる。
・・・餌替え、できないじゃないか・・
女王は隠れて全く出てこない。
機会があったらぜひとも撮影したいが・・。
4月26日 とても暖かい日だった。
夕方天気予報では大阪は24℃まで上がったそうだ。
実際、昼間に少し外に出たときに凄く「クロナガ日和」な雰囲気はした。
ただ、アリの飛行も予想はできても完全ではないので今日飛んだかと言われると今年はクロナガフィールドに出かけていないので何とも言えない。
今度、30日少し時間が取れそうで気温もいい感じなので行ってきたい。
ウハウハか、それとも、祭りの後の静寂か・・
4月27日 コナダニ。飼育していたら割と高頻度で発生するものだ。
私は、最近これがあまり多くなると悪影響が出るように思えてならない。
コナダニがコロニー内ではなく餌場に多くなると餌の食いが悪くなり、幼虫が育たなくなるように思う。
そしてそれらを清掃して綺麗にしたらコロニーに勢いがまた戻るのだ。
勿論、あまりコナダニの害について語られている方はいないと思うので、この件に関してご意見あればぜひともお聞かせ願いたいです。
4月28日 アメイロアリ。4コロニー飼育している。
どういうわけか1コロニー、全然働きアリが育たないが他は働きアリが誕生している。
その内の一つが増加にエンジンがかかったようである。

その一番構成員が多いコロニーを遠くから撮影してみた。
かなり増えてきている。

女王。全く小さな体なのによく産む。

卵を咥えている働きアリ。色の淡い個体は羽化してそう時間の経過していないものと思われる。

働きアリの1匹。腹部がパンパン。メイプル水割りを飲んでいるのだろう。
4月29日 コヌカアリの女王が死んでいた。卵が見当たらないのでおかしいと思っていたら・・
形が面白いので何とか長期飼育したかったが残念だ。

ハヤシクロヤマアリ。日曜に採集した働きアリ群だが、当初巣部屋に入って行かずに投入した餌場の隅に固まっていた。

こんな感じ。今では最初の頃の半数ほどになったがまだ餌場に屯している個体がいる。

しかし、少しずつ巣部屋に働きアリは移動しているようで蜜でお腹がパンパンの個体も見られ、巣部屋内の働きアリの数も少しずつ増えてきた。

卵。もちろん、これがすべてではない。撮影するときに容器を動かした振動で卵塊を小さく細分化してしまったのだ。

働きアリ。やっぱりクロヤマとは違った艶があっていい感じだ。

女王。採集した時のようなボンレスではなくなってしまった。
野外採集したら時々あるがボンレスなのにその後持ち帰ると卵を産んで腹部縮小という事がある。
2006年の夏に伊那で見た巨大腹部のケアリ女王も多分持ち帰ったらそうなったんだろう。
4月30日 ようやく、温度が高い日に休日が重なった。
かねてから気になっていた猪名川に出掛けた。
今日は午前中曇っていたが、昼過ぎから日が照ってひょっとしたら・・という想いはあった。
しかし、現場に到着してまず思った。
風が強い・・
しかし、午後2時頃から風に止み間がでてきた。
それでも、何も飛んでいない。
とりあえず、クロナガの現況を知ろうと思い、巣口の観察を行った。

巣口。羽アリがいるときの喧騒は全くなく、本当に「祭りの後」という雰囲気であった。働きアリが時折種子を運び込んだりして出入りはあったが肝心の羽アリは辛うじて外を窺うオスを2匹別々のコロニーで見ただけだった。

タンポポの種子を運ぶクロナガアリ。

地表を徘徊している大型の働きアリ。

ただ、前述のとおり、今日は風が強かった。物凄く見込みとしては低いが飛び残り個体がいても多分今度の月曜日に飛んでしまうだろう(明日は雨で月曜日は晴れて温度が高い予報のため)。それならまた翌日、祭日の3日に潜った跡を探しに・・と思ったら、3日はまた雨。
今年はだめだろう。
推測になるが巣口の大きさおよび天気から考えると26日の火曜日に飛んだような感じを受けた。ただ、今年は猪名川は今日が初めて行くというくらいだったので推測にしかならない。

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2011年4月の観察日記